【ハリーポッター】きみといきたい (ページ25)

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番犬 _01 ページ25

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you side

『クィディッチのシーカーに選ばれたの？すごいじゃないハリー！』

あの日から数日が経った日、ハリーたちに出会ってそのままお話をしていた時にハリーがクィディッチのシーカーに選ばれたと聞いた。

なんでもあの日、フーチ先生クィレル先生とネビル、そして私がいなくなった後にもうひと騒ぎあったようで…。

ネビルの思い出し玉をドラコが拾い、ハリーを挑発して…思いっきり思い出し玉を投げたそうだ。それを見事キャッチしたハリー、そんな様子を偶然見ていたのがマクゴナガル先生。

マクゴナガル先生がシーカーに推薦したそうだ。

「ハリーの父親もシーカーだったんだ」

『父親譲りなのね！応援に行くから！楽しみだなぁ』

そんな会話をしていたら地面が動いた、バランスを崩してロンに支えてもらう。

『ご、ごめんねロン。ありがとう』

「あー、その、気にしないで」

お話が楽しくて忘れていたけど、ここは階段だ。気まぐれで動く階段に、とりあえず降りようというハリーの後をついて行く。

目の前にあった一つの古い扉を開いてそのままその扉をくぐった。薄暗い廊下が続いている。

「ここは入っちゃいけない所よ、３階だもの！立ち入り禁止よ」

ハーマイオニーがそういうと、ボワッと明かりがついた。

『とりあえず…出た方が良さそうね』

そう言い踵を返す、すると入ってきた扉のすぐ脇に一匹の猫。フィルチの猫だ。

「逃げろ！」

ハリーの一声で、私たちは入ってきた扉とは反対の方向へ走った。

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