【ハリーポッター】きみといきたい (ページ3)

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ダイアゴン横丁と出会い _02 ページ3

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you side

次は制服の採寸。

マダム・マルキンの洋装店と書かれた看板をみつけ、その店の中へとはいっていった。

「ホグワーツの新入生かしら？」

中から声をかけてくれたのは、この店の魔女だろう。にこにこしていて愛想がいい。

なんでも、今二人が採寸をしているらしく、もうすぐ一人の採寸が終わると言うことで近くの椅子に腰掛けて待つことに。

その一人の採寸が終わるのにそう時間はかからなかった。

出てきたのはプラチナブロンドの彼。

「新入生かい？」

目があったと思ったら、その彼が話しかけてきてくれた。素直に、綺麗な人だと、そう思った。

『あ、うん。貴方も？』

「そうさ。僕はドラコ・マルフォイ」

『わたしは、A・スネイプ』

「A、いい名前だね。よろしく、A」

『え、あ…ありがとう？こちらこそ、よろしくね、ドラコ』

なんと返していいのかわからず、とりあえずお礼を言うと、クスリと笑われた。そして手を差し伸べられ、その手に応じる。…そういえば、セブルス以外の人とまともに喋ったこと、ないな。

「じゃあ、またホグワーツで」

ドラコはそう言って店をでた。

うっすらと香る、甘い匂いを残して。

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