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痛み _03 ページ22
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you side
大広間前について改めてお礼を言ってセブルスと分かれた。もう既に食事を取っている生徒ばかりで、中へ入ろうとしたその時、ちょうど食事を終えたのだろう、ドラコが大広間から出てきた。
まん丸の瞳でこちらを見てからすぐに声をかけてくれた。
「A!医務室にいなかったから心配したんだぞ」
『ちょっと、スネイプ先生と話してて…』
「体は?大丈夫なのか?」
『うん、安静にしていてくださいだってさ』
「そうか…本当に、無茶だけはしないでくれ…」
『ふふ、スネイプ先生と同じこと言うのね』
セブルス…セブルスのことは信じてる、けど不安で、仕方なくて。
「A?!」
『うっ、ーっ』
泣く気はなかった、けど…涙が止まらなかった。
「ど、どうした?どこか痛むのか?!」
『っ、いたい…』
「どこが痛い?医務室に行くか?」
『〜っ、』
痛みなんてもう忘れてた。
ただ、ただ、…こわかった。
今後起こるであろう、想像もできない出来事が。
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作者名:リン | 作成日時:2022年11月7日 2時