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降谷side

『申し訳ありません。降谷が起こしてくれたことに気づかなかった私のミスです』

早川は俺を庇ってセクハラを受けている。
好きな女が目の前でセクハラをされているのに何も出来ない自分が不甲斐なかった。
早川はもちろん仕事の一環としてセクハラを受け入れている。受け入れるしか方法がない。
早川がちらりと僕の方を見てから、石原さんに視線を戻す。

「(猫を被ってないでセクハラを拒否すればいいのに)」

セクハラを見ていると何だか早川にも怒りが湧いてきた。
元々僕が原因でこうなっているのに僕はどこまで馬鹿なんだ。
石原さん、早川、そして自分への怒りが一度に込み上げてくる。今の俺の顔はきっと酷いことになっているだろう。

「降谷は席を外していいぞ」
「…………はい。失礼しました」

彼女にセクハラをしないでください。訴えまよ。
このくらいのことも言えないのか。
僕はどこまで意気地無しなんだ。
悔しい気持ちを抱えながら部屋を出た。

.
.
.

夢主side

『降谷?待ってたの?』

部屋を出ると降谷が腕を組んで立っていた。
ものすごい眉間に皺を寄せて。

『何その顔。シワになるよ?』

私がそう言っても何も言わずにそのまま私のことを睨む。
いつもなら「うるさいクソ女」と私のことを罵るのに今日はおかしい。

「…………お前はセクハラをされて嫌じゃないのか」

降谷は変わらず眉間に皺を寄せたままだ。

『嫌だけど、仕方ないじゃない仕事なんだし。それに、潜入捜査をしてればあんなの珍しいことじゃないし』
「………………じゃあ、今すぐ潜入捜査をやめろ」
『………………は?』

こいつは何を言ってる?
潜入捜査をやめる?そんなこと出来るわけないし、何より公安は日本を背負っている。潜入捜査を投げ出すということは日本を捨てるのも同然だ。

『何を言ってるの、降谷。
潜入捜査で日本を守ってるのも同然なの。あなたならわかるでしょ?』

降谷はさらに眉間に皺を寄せた。

「お前には無理だと言っているんだ。
昨日言っていた普通の恋愛ができる時には年齢的にお前を貰ってくれる男なんていない。
もう、ゼロなんてやめろ」

長年一緒にいて、罵りあいをしてきた私でもさすがにカチンときた。
降谷に私の何がわかるんだ。

『あんた、何が言いたいの?
降谷が石原さんに怒られていてそれを私が庇ったのに何その言い方。
私が潜入捜査の出来ない無能な人間だって言いたいの?』

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なみ - とっても面白いです。更新楽しみに待っています!!続きが楽しみです! (8月8日 10時) (レス) id: 0ffda98372 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO - 面白いです!更新待ってます! (4月14日 21時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:数の子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年4月3日 9時

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