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「ちがう、そうじゃない」
『そうじゃなかったら何。
僕はお前と違って警察学校を首席で卒業したエリートだって言いたいんでしょ?』
「そうじゃない!」

もういい。あんたの顔なんて見たくない。
私がその場を去ろうとすると降谷は私の腕を掴んだ。

『…………まだ何か私に嫌味を言いたいの?』
「お前は、なんでそんなに猫を被るんだ」

あなたには関係ないでしょ。
私は降谷にそう言って腕を振り払った。
彼の顔を見れば今にも泣きだしそうだった。
なんであなたがそんな顔をするの?

『(…………今その顔をされると、こっちまで泣きそうになるじゃない)』

私は涙を堪えてその場を後にした。

『(降谷なんて、大嫌い)』

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なみ - とっても面白いです。更新楽しみに待っています!!続きが楽しみです! (2019年8月8日 10時) (レス) id: 0ffda98372 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO - 面白いです!更新待ってます! (2019年4月14日 21時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:数の子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年4月3日 9時

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