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その日からずっと彼女の言葉が頭から離れなかった。

『私は、好きよ。貴方の事』

あの言葉は誰のもので彼女は俺に何を言いたかったのか全く見当がつかなかった。
あの後の佐々木.........ズームはいつも通りで、あのときの彼女は本当に存在したのかどうかも分からなかった。

そしてその日からなんとなく彼女と顔を合わせずらくて俺はなんとなく彼女を避けていた。

そんなある日、組織の命令で大手企業の潜入捜査を頼まれた。
その会社はセキュリティが厳重でとてもではないが俺一人でできることではなかった。

「(セキュリティが破れれば......)」

その瞬間、俺の脳裏にあの大嫌いな笑顔が浮かんだ。
彼女なら、多分.......いや、確実にセキュリティを破ることができる。

佐々木とズームの性格が違いすぎるため、潜入捜査が向いているのかとおもいきや、
彼女の得意としていることはハッキングだ。
コンピューターの使い方やハッキングの力だけでいえば組織の中でもトップを争う。

だから彼女の力はあのジンも認めていたし、その力を頼りにしている。

なんとなく顔を合わせずらくて最近は避けていたがこうなれば仕方がない。

『私は、好きよ。貴方の事』

彼女のいる部屋へ向かっている間、その言葉が頭の中から離れることはなかった。

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(プロフ) - 私の好みドンピシャです!ありがとうございます!更新待ってますね! (2018年3月28日 0時) (レス) id: 056a8fea55 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - こんな作品待ってたんです!!更新、とっても楽しみにしてます(^O^☆♪ (2018年2月10日 14時) (レス) id: 39bfad530b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:数の子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年2月8日 19時

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