1.7話 ページ8
桜木くんが何か言おうとした瞬間、
「春くん〜!どこ〜?」と、
またさっきの女子たちがやってきた。
女子「あっ!!いたよ!!」
うわっ見つかった!っていうか、
あの女子はや!?陸上部の人かな。
そんなことを思っていると、急に手を掴まれた。
春「こっち」
A「えっ!?ちょっと!!」
桜木くんに引っ張られ、女子から颯爽と逃げる。
って、だから私関係ないってば〜〜!!!
* * * *
私たちは逃げに逃げ回り、
やっと教室にたどり着いた。
ガラガラガラ
春・A「「つ、つかれたー………」」
心音「あ、A。やっと戻ってきた。
どこ行って……って
何でクール王子、じゃなかった。
桜木くんと一緒なの!?」
夏樹「あ、しゅーんー。
お前どこ行ってたんだよ。
って、Aちゃん?」
2人は一緒に教室に入ってきた私と桜木くんを見て、
「何で2人が一緒?」という顔をしていた。
A「たまたま・・・・ハァ、偶然一緒に・・・・
ハァ、なって。ね」
私は、まだ息が整っていない状態で
誤解されないように言った。
こんなに走ったのいつぶりだろ・・・・・・
ものすごく疲れた。
春「女子に追いかけられた…」
夏樹「あっはは!どんまい!!」
海原くんは桜木くんの背中を
バシバシと叩いてる。
やめたげて、ホントに大変だったんだから。
心音「なるほど、そこでAも遭遇して
巻き込まれちゃったんだ。で、大丈夫?
今にも天に召されそうな顔してるけど」
インドアなめんなっ!
100m走何秒だと思ってんだ!
20秒きったことないんだよっ!
そんな奴がさんざん走ってみろ、
もう私には途中で天使が見えたよ!
冬斗「いるじゃん」
秋「あれ?春、見つかったんだ」
桜木くんを探していたのか、
雪宮くんと紅葉野くんが教室に戻って来た。
冬斗「戻ってきてたんなら連絡くらいしてよ」
夏樹「いてっ!ごめん、ごめんって」
雪宮くんは海原くんに蹴りをかました。
どうやら雪宮くんはごりっぷくのようです。
ん?
ふとケータイが鳴り、画面を見ると、
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リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます!第2作もありますのでよろしくお願いします!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの(設定された)過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね? (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます!更新頑張れます!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リト | 作成日時:2018年12月2日 17時