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1.6話 ページ7

A「んぁ…?」



誰かの声が聞こえ、目が覚めると、

目の前に顔が・・・・・



A「うわぁっ!!!」



私は思わずがばっと起き上がり、

頭をゴチッとぶつけた。



「っ〜〜〜〜〜〜〜!!」


A「いった〜〜〜!あ、ごめんっ。
  目の前に人がいたからつい・・・・・」

「いやっ、大丈夫」



あれ?この人、

もしかしなくても「クール王子」桜木春だ!!

やばい・・・・クール王子に傷つけたことバレたら、

女子たちに殺されるー!!



A「ホントにごめんね。ちょっと見せて」



ぶつけたところを見てみると、

そこは赤く腫れていた。



A「あー。少し腫れてる?
  冷やしたほうがいいかも。
  保健室行こ」

春「待って」



私が立ち上がろうとした瞬間、




グイッと腕を引っ張られ、

口元を手でふさがれた。






えっ!?何!?ちょっと、なにこの状況!?






私は地面に座り、

口元を桜木くんの手でふさがれ、

バックハグされているような感じで、

背には桜木くんがいるという事態に。



A「んん〜〜〜〜!!」

春「しっ。静かに」



一体何が起きているかは知らないけど、

とりあえず言われたとおりに静かにしよう。



すると、どこからか女子たちの声が聞こえた。

しばらくすると、

女子たちはどこかへ行ってしまった。



春「はぁー・・・・・やっと行ったか」



桜木くんは深いため息をついた。

一体何があったのかな。



っていうか。



A「んっん。んんんんんーー(ちょっと。
  息苦しーー)」

春「あ、ごめん」



ふぅ。やっとはずれた。

こんなに空気がおいしいと感じたのは初めてわ。



それより、



A「桜木くん、どうしてここに?」

春「あぁ。女子に追いかけられてたから、
  こっちまで逃げてきた」



うわー。現実にこんなことありえるんだ。

うちの学校の女子たちは、

どうやら肉食系が多いらしい。



A「ははっ。イケメンも大変だね〜」



私がそう言うと、何故か桜木くんは黙りこみ、

私のことをジッとみつめている。



あれ?私何か変なこと言った?もしかして、

知らないうちに地雷踏んだっ!?







春「・・・・・・Aって・・・・・―――

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設定タグ:オリジナル , イケメン王子 , 夢小説   
作品ジャンル:ラブコメ, オリジナル作品
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リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます!第2作もありますのでよろしくお願いします!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの(設定された)過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね? (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます!更新頑張れます!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リト | 作成日時:2018年12月2日 17時

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