5.4話 ページ31
「ねぇ、12番の女子って誰か知らない?」
A「雪宮くん」
声をかけられ振り返ると、
そこには雪宮くんがいた。
あ、もしかして――
A「雪宮くんって12番なの?」
冬「ん、そうだよ。」
心「よかったねA!
雪宮くん、12番はAだよ!」
冬「あ、そうなんだ。よろしく」
A「あ、うん。こちらこそよろしくね」
肝試し一緒にまわるのは雪宮くんか。
そーいえば、雪宮くんとは
あんまり話したことない気が・・・・
だ、大丈夫かな・・・・・?
――――――――――――――
「はい次ー、11番!」
心「あ、私たちだ!それじゃA、
またあとでね〜♪」
A「うん。いってらっしゃい」
・・・・・・さて、
もうすぐ私たちの番だ。
「次〜12番!どうぞー」
冬「行こ」
A「う、うん」
私たちは森の中を進む。
やっぱ懐中電灯あっても暗いなぁ。
すると突然。ガサガサッと音がする。
A「ひぎゃっ!!!」
冬「!」
私は咄嗟に雪宮くんの腕を掴む。
ビッッッックリした〜〜〜!!!
なんなの!?もしかして仕掛け人とかっ!!?
もうやめてよ〜〜!!
冬「・・・・どしたの?」
A「さっきあっちから音が・・・・
あっごめん!急に腕掴んだりして(汗」
冬「いや、別に。
・・・・・もしかして怖いの?」
A「う、うん。あんまりこういうのは得意
じゃn「あ、あんなところに女の人が」
と、雪宮くんが私の後ろを指差す。
そういえば、
と心音が言っていたことがふと脳裏に浮かんだ。
『この森で女の人が首を吊ったとか―――』
A「うわ――――!!!!イヤイヤイヤイヤ
ムリムリムリムリ――――ッッ!!!」
冬「わっちょっと」
A「無理〜〜ホント、ぐすっ、
もう・・・・」
私はあまりの怖さに雪宮くんに抱きつき泣く。
もう、本当に無理なんだって――、
心霊とかおばけとか・・・
冬「あ―――・・・・ごめん。やりすぎた。
さっきのウソだから、落ち着いて」
と、雪宮くんは優しく私の背中を撫でる。
う、そ?あ〜なんだウソか〜。
って・・・・・なんでウソつく必要が―――
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リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます!第2作もありますのでよろしくお願いします!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの(設定された)過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね? (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます!更新頑張れます!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リト | 作成日時:2018年12月2日 17時