３．２話 ページ22
どうしよ・・・・
今日雨降るなんて聞いてないんですけど。
私、傘持って来てないよー････
秋「うわー、結構降ってるね。」
紅葉野くんはそう言い、
鞄から折り畳み傘を取り出した。
な、なぬ！？
紅葉野くん、
ちゃんと傘を持ってきているだとっ！？
さすが王子。
こういうときのためにも、
傘は常備しているのか。
しょうがない。雨が止むまで待つか。
秋「傘、忘れたの？」
A「うん。今日雨降ると思わなくて」(＾ｖ＾；
私がまいったと笑いかけると、
紅葉野くんは傘を少し私の方へ傾ける。
秋「俺のでよかったら、一緒に入る？」
A「えっ、でも・・・・」
秋「天気予報で、雨は１８時くらいまで降るって
言ってたけど」
１８時・・・・か。
さすがにそんな時間まで
学校にいるわけにもいかないよなー。
A「じゃ、じゃぁ・・・・おじゃまします」
＊ ＊ ＊ ＊
私たちは一つの傘に二人で入り、帰路につく。
・・・・・・・・
なんだろ、
ただ二人で歩いてるだけのはずなのに･･･
さっきから心臓の鼓動が速い！！
なんで！？
今まで二人で歩いて帰っても
特になにもなかったのに。
なんでこんなにドキドキするの？////
あれ？ていうか、
これって、
「相合傘」
というものでは・・・・・
私たちただの同級生だけど、
他の人たちから見れば、
「恋人」に見えるよな･･･？
いいのか？
これって、
紅葉野くんに迷惑行為をしているのと
同じなのでは！？
あ―――も―――！！
早く家につけ――！！
――――――――――――――――――――
A「今日は色々とありがとうございました」
家に着き、私は紅葉野くんにお辞儀をする。
結局、家まで送ってくれた紅葉野くん。
どこまでも優しいな〜この人は。
秋「いえいえ。俺も今日はAと一緒に居れて
楽しかったよ」(＊＾＾＊)
紅葉野くんは笑顔で「じゃあね」と手を振り、
帰っていった。
＊ ＊ ＊ ＊
私は家に入るとすぐさま部屋へ行き、
ベッドにダイブし、枕に顔を埋める。
はぁ〜・・・・
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リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます！第2作もありますのでよろしくお願いします！！ (2020年4月25日 1時) (
レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる！ (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました！ (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの（設定された）過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね？ (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます！更新頑張れます！！ (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リト | 作成日時：2018年12月2日 17時
