111話 ページ21
Aside
アズ「………眠れない。」
隣でアズールクンが呟く。
隣を見ると、
眼鏡を外したアズールクンが仰向けになっている。
ヤダイケメン。
俺の次に。
『子守唄歌ってあげようか?』
アズ「絶対に嫌だ。」
『♪ふしあ〜わせ〜な〜〜♪たァま〜し〜い〜♪』
フロ「不協和音だる。」
フロ「てゆーか、なんでオレのベッドにAとアズールが寝て、オレがジェイドのベッドで寝なきゃいけねーの?狭いんだけど。」
フロイドの言う通り、フロイドのベッドで俺とアズール、ジェイドのベッドでジェイドとフロイドが寝ることになった。
『グーパーでこうなったんじゃん。文句言うな。』
ジェイド「昔は一緒に寝てたではありませんか。」
フロ「今は身長も伸びたし無理じゃん。ジェイド床で寝ろよ。」
ジェイド「痛いです、フロイド。蹴らないで。」
ゲシゲシと隣のベッドから聞こえてくる。
『な?俺の隣で良かったでしょ?』
アズ「確かに場所は取りませんが…せめて口をガムテープで覆っても?」
死んだ目でこちらを向いてアズールクンが言った。
『殺す気?』
もう既に何人か埋めてそうだけど。
アズ「…それより、背中を向けて寝てもらえますか?落ち着かないので。」
『恥ずかしいの?ピュアズール。』
アズ「変な渾名を付けないでください!」
全く…。と背中を向けてしまったアズールクン。
彼氏と添い寝なうの素材写真が…。
フロ「ねーねー、オレ枕投げってやつやりたい。」
『電気消してから言うなよ。』
すると枕がこちらのベッドに思いっきり飛んで来た。
アズ「ちょっ!!フロイド!」
寝ようとしていたアズールクンにクリーンヒット。
『ナイスショット。』
俺は知らんぷりをして反対方向を向いた。
ジェイド「ふふふ、楽しそうですね。暗闇で枕投げ。」
目を閉じて俺だけ寝ようと思った矢先、
すごい勢いで枕が俺の上スレスレを横切った。
『……え、なに?今のジェイドが投げたの?』
あれ当たったら首の骨折れるんじゃね?
アズ「はぁ、二人とも。枕投げはそちらで勝手にやってください。僕達は寝るので。」
ジェイド「ではまた今度やりましょうね。」
フロ「つまーんねー。」
アズールクンと俺のやる気が無かったので、
フロイドも渋々という形で寝た。
次の日。
俺は一番に起きて、
それぞれの顔に油性ペンで落書きして帰った。
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はななん - 子供を舞台の役者へと導いた、 優秀なキツネの案内人は主も大好きだなぁ 。 替え歌が天才すぎる www なんでこんなに面白いんだろう .... 。 (2023年4月1日 16時) (レス) @page14 id: 8e68b18d9e (このIDを非表示/違反報告)
おばけちゃん(プロフ) - ルークさん、話が長すぎて途中で途切れてるww笑いすぎてお腹が痛いwボーテ100点!! (2023年2月23日 17時) (レス) @page44 id: 7a96c4091d (このIDを非表示/違反報告)
かふぇてらす(プロフ) - めっちゃ面白すぎる。夢主君のアホっぽい所もちょっとズレてるところも実にボーテ!特にフロイドくんとの絡みめっちゃ好きすぎます。 (2023年2月23日 16時) (レス) id: c6a20e02f0 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 久しぶりの投稿だぁー!めちゃ嬉しいです。ほんとにこの作品読んでて作者様は天才なんだろうな、といつも思いますねもうwww学園長の鳴き声が…wツボですwいつも楽しませて貰ってます!!! (2022年10月28日 6時) (レス) @page26 id: 2e5d9e36c3 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 久しぶりの投稿嬉しすぎて飛びました((本当に最高過ぎますこれからも頑張って下さい! (2022年10月26日 2時) (レス) @page25 id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トマトマヨトマメトマト | 作成日時:2022年8月24日 3時