58話 ページ17
Aside
inコロシアム
今日は待ちに待ったマジフト大会。
俺は別に待ってないけど。
いや、イグニハイド寮生は誰も待ってなさそう。
顔が真っ青だ。
かく言う俺は、マジフト大会の事をすっかり忘れていた。
いつものように教科書をカバンに入れて登校したら、リドルに今日はマジフト大会だよ。と指摘された。
『頑張ろうね、イデアサン。』
イデア「は?いや、頑張るって何を?外に出ないように頑張る?それしかない、じゃないと拙者の心臓が持たない。」
イデアサンも他の寮生と同じく、真っ青になっている。
髪と顔が同化しちゃってるよ。
オルト「兄さん!Aさん!試合頑張ってね!僕、応援してるよ!」
フレー!フレー!とイデアサンとは対照的にはしゃぐオルトクン。
イグニハイドは一見インドアが多く見えるが、
実はそうでも無い。
同室の君は実はマジフト部だし、
他にも運動部に所属しているイグニハイド寮生もいる。
尚且つ、俺らは情報通だ。
他寮のレギュラーメンバーは、大体調べあげている。
主にオルトクンが。
司会「それでは、選手の入場です!!!!」
こうなったら、腹を括るしかないだろう、
とイグニハイドはやる気を出す。
何せ、負けず嫌いも多いのだから。
ワァァアアアアア!!!!と歓声が上がる。
辺り一面に顔、顔、顔。
親父達も来てるかな。とキョロキョロと見知った顔を探すが、この量じゃ無理だな。
そういえば、売店も出てるんだっけ。
休憩時は行っていいらしいから、後でリドルやらフロイドやら誘って、なんか食べよーっと。
司会「ただいまより、ハーツラビュル寮VSスカラビア寮の試合を開始します!」
リドルもレギュラーメンバーとして出ているため、
フロイド達と観戦する。
今のうちに情報収集もできるしね。
ピーーーッという音とともに、試合が始まる。
まずはハーツラびゅル寮が先制、
スカラビアは魔法で阻止するが、なかなか追いつけず。
どうやらスカラビアはインドア派が多いらしく、尚且つ飛び出て魔法が強いものもいない。
それに対して、
ハーツラびゅルは連携プレイが光っている。
リドルが上手いこと指示を出しているのだろう。
そして、試合終了の合図が鳴り、
ハーツラびゅルが圧勝した。
『んーー、リドルのオユヘッドも面倒だけど、ケイトサンの分身もなかなかに手強いね。』
隣でアズールクンが頷く。
何せ全部自分だから、連携もクソもない。
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります(キリッ) (3月3日 22時) (レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ`)w𐤔 これからも頑張ってください! (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです!…マミー・ブッチ参戦…?←??? (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです! (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トマトマヨトマメトマト | 作成日時:2022年8月10日 22時