54話 ページ13
Aside
in植物園
あの後、リドルのガムを解いてあげたら、オユヘッドを食らった。
今日一日、それをつけて反省することだね！
と、顔を真っ赤にして怒っていた。
『ﾅ"アｵｫ〜〜』
俺の首輪、洒落てるでしょ？
と、ルチウスに首輪を見せびらかす。
ﾙﾁｳｽ「ｵ"ｱ"ｱｱ〜〜〜(アホ面によく似合っている。)」
んーと、何何？
首輪があることによって、よく顔が映えている。
と翻訳していいのかな。
『ンナ"ァ〜(ありがとう。)』
ﾚｵﾅ「ハッ。貶されてお礼を言うなんざ、とんだ馬鹿がいたもんだ。」
いつものように植物園で怠けているレオナサンが、
こちらに歩み寄り話しかけてくる。
ﾚｵﾅ「噂のハーツラビュルの坊ちゃんか？」
それ、と俺の首輪をツンツンとつついてくる。
俺もレオナサンのお腹をつつき返したら、いつものように顔を鷲掴みにされた。
『俺の顔好き？』
ﾚｵﾅ「ああ。視界に入れたくないくらいにはな。」
そんなに眩しいのか、俺の顔。
確かに、この前ヴィルサンから手鏡を貰ったが、自分の顔が眩しすぎて直視できない、と返したくらいだ。
その後スネを蹴られた。
ﾚｵﾅ「おいA。丁度いい。テメェで我慢してやるから、購買でなんか買ってこい。」
小腹が空いた、と駄々をこねるライオンの赤ちゃん。
『ブッチっちは？』
ﾚｵﾅ「……あ？ああ、ラギーはセンセーに呼び出し食らったみてェでな。」
どうやらママは不在らしい。
『バナナ買っていい？』
ﾚｵﾅ「ああ、そんくらい好きなだけ買え。」
さっさと行け、と背中をグイッと押される。
『はァ、世話の焼けるベビーだぜ……。』
聞こえていたのか、後ろからデカい炎魔法が飛んできたので、急いで植物園から出た。
植物園から出て気付いたことがある。
俺は、購買部の場所を知らない。
何せ、行く用もないので行ったことがない。
どこにあるのかと、学園内を右往左往する。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「何かお困りですか？」
突如後ろから話しかけてきたのは、
慈悲の心(笑)を持ったジェイドクン。
相も変わらず、ニコニコとしている。
『購買部ってどこにあるか知ってる？』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「…………目の前にありますが。」
目の前？顔を横にそらすと、”購買部”の看板。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「ふふ、何か買い物でも？」
『バナナを10トン。』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「おやおや、面白い冗談ですね。」
『え？冗談？』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「え？」
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります（キリッ） (3月3日 22時) (
レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ｀)w𐤔 これからも頑張ってください！ (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです！…マミー・ブッチ参戦…？←？？？ (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです！ (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2022年8月10日 22時
