38話 ページ40
Aside
ｲﾃﾞｱ｢くっそ、A氏強すぎない？全然撃墜出来ないんだけど｣
『俺は戦車、俺は戦車、俺は戦車。』
ｲﾃﾞｱ｢こわ、｣
メカニック星人、またの名を、オルトクンに連れられてから、俺はイデアサンとゲームを楽しんでいる。
出された茶菓子の中に、マシュマロバナナがあった。
うむ、苦しゅうない。とお菓子をつまむ。
ｲﾃﾞｱ｢人の部屋でくつろぎすぎでしょ……。あ、フヒヒ、スキあり。｣
『うっっわ、チートだチート。なんでそこから海軍来てんだ。』
ｲﾃﾞｱ｢この時の為に隠してましたー。｣
チートじゃないですぅー。
とフヒフヒしているイデアサン。
俺結構こういうゲーム得意なんだけど、イデアサンもなかなかに強い。
『ま、俺の方が一歩先読んでましたけどねェ。』
海軍が来た時のために隠し持っていたミサイルを発射する。
画面には2P WINの文字。
ｲﾃﾞｱ｢嘘……拙者が負けた、だと……？｣
流石製造会社の御曹司……。
ぐぬぬ、と悔しそうにしているイデアサンを見て、満足気にお菓子を頬張る。
ｵﾙﾄ｢ふふっ、兄さんがこんなに楽しそうにしてる所、初めて見たかも。｣
ｲﾃﾞｱ｢ちょ、オルト、そういうのいいから……。｣
あせあせとオルトの口を抑えるイデアサン。
よくよく見ると顔がほんのり赤い。
『……いつでも呼んでいいんだぞ。』
ｲﾃﾞｱ｢え、なんでそんな哀れむような目を向けられてんの。不服なんですけど。｣
誤解だから、とイデアサンは言う。
いいんだ、俺で良ければいつでも力になるよ。
という想いを込めて見つめていれば、無言でビンタされた。
解せぬ。
『あ、もうこんな時間か。そろそろ部屋に戻るねェ。』
気が付けば、もう夜も遅い。
イデアサンと連絡先を交換して、
オルトクンにお礼を言って、俺は部屋を出た。
Noside
ｵﾙﾄ｢良かったね、兄さん！｣
連絡先を見てニヨニヨとしていたイデアに、
オルトは声を掛ける。
ｲﾃﾞｱ｢いや別に、喜んでる訳じゃないけど…。｣
イデアは気恥しさにフイ、と顔を逸らす。
ｲﾃﾞｱ(にしても、A氏って女の子みたいな顔してるから、部屋に入れるとかドキドキしそう、て思ってたけど。)
ｲﾃﾞｱ(中身があれだからそんなこと無かった。)
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雷蔵 - 笑いこらえんのしんどいww (2月26日 0時) (
レス) @page20 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
眠るひつじ(プロフ) - 誕生日おなじでめちゃビビった。そんな昨日あったっけって笑 (7月28日 5時) (レス) @page2 id: c017944627 (このIDを非表示/違反報告)
ただの一般人 - ものすごく面白いです！同室の君と角の子で吹き出しましたwwwインタビューのとき、仲良い(？)人の内の半分が対価取ってるwww「この作品面白い！」と思ったら、大体トマトさんです！いつも読ませて頂いております！無理せず更新頑張ってください！長文失礼しました…。 (2023年4月2日 2時) (レス) @page42 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
kome(プロフ) - トマトマヨトマメトマトさん» パクられるとゆうことはそれだけ面白い作品だと云うことです。これからも応援しております！ (2023年3月24日 8時) (レス) id: 4c2006e05c (このIDを非表示/違反報告)
トマトマヨトマメトマト(プロフ) - komeさん» お返事ありがとうございました。相手様のコメントに注意喚起をしてみようと思います。面白い作品と思っていただけて幸いです。これからも何卒よろしくお願いします！ (2023年3月24日 8時) (レス) id: a96fc2539f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2022年8月9日 0時
