僕はキミに愛を注ぐ。【T.F】

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藤「もしもし。」




誰の携帯？って思ってたら藤ヶ谷太輔だったみたいで何食わぬ顔で電話に出る。




藤「うん。あ、マジ？了解。今から行くわ」


あ「誰からだったの？」





電話は案外すぐに終わって最後の言葉的に、キスマイメンバーの誰かからだろうと予想した。




藤「A、喜べ。DVD見つかったぞ」


あ「本当！？」




藤ヶ谷太輔から聞いて思わず声が張り上がる。



凄い嬉しかった。




ニカ達はもう学校に居るらしくて、私達も急いで学校まで向かう。








あ「はぁはぁ……ニカ！！」





やっと学校に着いて、すぐにニカ達を見つけた。




ニ「Aちゃん！」


あ「よかった。無事見つかったんだね」


ニ「うんっ！ありがとう！みんな、本当ありがとう！！」


あ「ちゃんと自分の気持ちぶつけてくるんだよ。私達は見守ってるから」


ニ「うん。ありがとう」




さっきまで賑やかだった廊下も今はシーンと静まり返っていて、私達以外誰もいない。





みんなでキスマイ部屋に向かおうとした時、階段から健永が降りてくるのか見えた。




私達は後ろでそっと見守る。



……けど、健永はニカを見るとまた苛立ったような顔をして階段を上りはじめてしまった。





ニ「…千賀！！」




………大丈夫かな





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