38 ページ41
・
「お風呂入った人!」
「はいっ!俺が最後だったので、掃除もしました!」
なっ、なんていい子…
ダメだお姉ちゃん泣きそう……
「あ、姉上…?」
おっと感極まって泣くの我慢してたら
心配されちゃった
大丈夫だよ杏寿郎
お姉ちゃん引くほど元気←
「んん、歯磨きちゃんとした人!」
「はいっ!ちゃんと出来たか、姉上にも確認してもらいました!!」
「そうだねぇ〜、ちゃんと磨けてたね偉いよ杏寿郎」
そうなんですよ皆さん。
うちの子、お風呂出てから私の寝るとき用の浴衣をぎゅっと握りしめて、ずーーーーっとぴったりくっついてたんですよ。
え、これまじで吐血案件ですよね???←
でも私吐いてないんですよ??←←
へへっ
おかげで私の右脚は杏寿郎の少し高めの体温でぽっかぽかですよ
むくみなんでどっか行きました右脚だけ
はい次
「父上と母上にしっかりおやすみなさいできた人!!」
「はいっ!!お片付けのお礼もしました!!」
はぁーーーんほんとにいい子
ほんっとに出来杉くん…((
偉すぎるわァ……
ま、でも良い子すぎて我慢しちゃうことも多くなると思うから私が甘えさせてあげないと。
辛い思いはさせたくないね。大事な大事な弟だから。
「よし、寝る準備完璧だね!
お布団入ろっか。おいで杏寿郎」
「はい、失礼しますっ…」
2人でモゾモゾと1つのお布団に入る
杏寿郎と向き合って、杏寿郎を抱きしめて寝る
そうするとね
「暖かいねぇ、杏寿郎は。」
「わは、は!姉上もあったかいです!」
あったかいんですよ〜〜
人間湯たんぽなのだ杏寿郎は!
だからすぐ眠くなる
…あ、これは杏寿郎に言っとこうかな……
「…杏寿郎?まだ起きてる?」
「んん、はい…起きてます…」
「杏寿郎、女の子には、優しくね。
女の子と接する時は、自分と同じ立場だと思って、対等になって物事を考えて欲しい。男の子も女の子も同じ人間だから、ね?」
「…?」
眠そうな顔をして、上目遣いで私を見る杏寿郎
「ふふ、難しいこと言ってごめんね。
でも、心のどこかにしまっておいて、ほんの少しだけでも覚えておいて欲しい。」
杏寿郎の頬を親指で撫でながら話す
「分かりました…!」
「ありがとう、お願いね。」
「は…ぃ……スゥー…」
ちゃんと聞いてくれてから、寝るんだよね〜
ほんと、偉いなぁ。
頭を撫でながら、そんなことを思う
…さ、私ももう寝よう……
・
誤字直しました
150人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プスメラウィッチ - よぴさん初めまして、続き頑張ってください。楽しみにしています(*^^*) (2021年10月30日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
名無し76786号(プロフ) - 続き楽しみです! (2021年9月29日 18時) (レス) id: 9763a79721 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:よぴ | 作成日時:2021年9月14日 2時