強き人【鬼滅の刃】

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｢……杏寿郎？ 姉上のこと好き？｣

｢、大好きですっ！！！｣


勢いよく顔を上げ、
嬉しいことを大きな声で言ってくれる




｢ふふ、嬉しいなぁ。でも杏寿郎が笑顔で見送ってくれて、笑顔で帰りを待っててくれたら、姉上もっと嬉しい。｣






｢……絶対、帰ってきますか……？絶対、｣



うるうるした目でこちらを見つめる
さっきまで涙少し引っ込んでたのに、



また泣かせてしまった



｢必ず、ぜっっったいに帰ってくるよ。｣

｢絶対、本当に絶対ですか……？｣

｢絶対！！杏寿郎を置いて行けないもん。
姉上ね、杏寿郎のこと大好きだから。｣




少々長めの沈黙





｢、お留守番、頑張ります……！！｣

｢！！｣



空いた距離をまた埋めて、ガバッと杏寿郎を抱きしめる


｢ありがとう杏寿郎。｣


ついでにふわふわの髪の毛に顔埋めてもふもふスンスンする←


｢あははっ！くすぐったいです姉上っ！！｣

｢んふふ杏寿郎大好きだよ！｣

｢俺もです！！ 姉上が喜ぶなら何でもします！！｣



おぉっとちょっと危うい発言()


｢出発前に、杏寿郎の笑った顔見られて良かった。｣

｢え…？｣
｢杏寿郎ずっと笑ってなかったからね！｣

｢え、ぁ、ごめんなさい…｣
｢なんで謝るの！？ いいんだよ杏寿郎。｣



わはは！と豪快な笑い方をする杏寿郎と出発まで戯れられたおかげて


私は、とーーーっても満たされました☆

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