25.ヌナが...。 ページ25
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ジョングク side.
『ヌナっ!?ヌナどこ!?』
リビングの扉を開けると
膝を抱えてソファに小さく座るAヌナが。
目線を勢いよく俺に向けて
A『ぐうちゃぁぁぁん!!』
そう叫んで、これまた勢いよく走ってきて
ジャンプして俺にしがみ付いてきた。
ぉぉぉぉぉ...///
『ヌナ、どうしたの?』
理由は知ってるけど
知らないフリをする。
片腕でヌナを抱きしめ、
もう片腕で頭を撫でてあげた。
A『今日ね、元旦那が会社の前に居たの!』
『は?何だって?』
A『やり直そうって言われたのっ!』
『え...まさかヌナ...うんって言ったの?』
A『言うわけないじゃん!!
あの野郎...
ムカついたから大事な部分、蹴り上げてやったよ!』
『そっか、ヌナ頑張ったね、よしよし。』
本当頑張ったね。
少し温かな気持ちになったのも束の間。
A『でね...会社に入る時に
ホソクが手を繋いでくれたの...。
なんか分からないけど...
ちょっと嬉しかったの...。』
そう言って繋いだであろう手を眺めて
思い出し笑いをした。
あ....ヌナがまた恋をした...。
でもまぁ...
ヒョンなら良いかな...。
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作者名:ナイン | 作成日時:2020年2月6日 21時