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15.まさかの。 ページ15

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ナムジュン side.




『じゃあ()。行きますか。』


A『やだやだ行きたくないーーー‼』





ジョングガに担がれて出てきたA。


今日はパンツスーツか...はぁ。


Aの部屋より少し上の階に住んでいる


俺の毎朝の日課。


Aと一緒に会社に向かう。


入社当時からの日課。


抜けてる元旦那から厚い信頼を得ていた俺の役割。


仲良しな同僚だからって甘く見てくれて。


アンタがAを守らないなら俺が守るよ。


いつかアンタの前からかっさらってやる。


そう思っていた。






『ジョングガ...なんで行きなくないって言ってんの?』


JK『ぁあ...甘えん坊さん発動してるみたい。ウチに居たい!ぐうちゃん好き!って。』





地面に下ろされるとジョングガを抱きしめて、

片脚でグガの脚をホールドさせた。





A『ぐうちゃん〜ヌナはやだよ〜今日はぐうちゃんと居るんだもーん』




あの...グガを離そうか...

グガも満更じゃない顔してるし...





『何言ってるんだよ!ほら、行くぞ?』



Aのお腹に手を回して後ろ向きに引きずった。






A『ぐうちゃぁぁぁん!』



JK『Aヌナぁぁぁ!』






姉弟で片腕を伸ばし叫んでた。


や、近所迷惑だから。






会社に着いても今日は資料室で資料整理するって

部長に伝えといて〜って言われた。


あーぁ。


きっとチョンホソク絡みだなぁ...。

カマかけてみるか。





『チョンホソクっ!』


A『ッ!?』


『....と営業、行かなきゃでしょw?』


A『...だから行きたくないんだよぉ。テヒョンには言ったけど、、元彼なの...』






あぁ、元カレね、


『元カレぇ!?』



コクンと頷くA。



いや、これ呑気にしてたらダメなやつだ。





『とりっ、とりあえず...どうしよう?』


A『それが分からんから行きたくないんだよぉぉ...』




頭を抱えてワシャワシャと

髪の毛を掻きむしるAと俺。





『俺も...資料室で資料整理の手伝いするわ、行こ、』


部長『やぁ〜おはよう同期コンビ!今日も元気に!営業しましょうか〜♪』




ニコニコと笑っているが

目が笑っていない部長が

俺とAの間から顔を覗かせて...

首根っこを掴まれて引きずられてた。





A『ナムジュン...仕事終わったら飲みに行こうね...』


『うん、行こ、、』

16.久々の会話。→←14.ブラコン、シスコン。



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作者名:ナイン | 作成日時:2020年2月6日 21時

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