生まれ変わる:: 月浪トウマ◇ 夜都！様からのリクエスト ページ17
「おーい！みんなぁー！！」
「A〜」
「Aちゃん！」
「A！」
「A」
上からナツメ、アヤメ、アキノリ、トウマ。
私は妖怪探偵団のみんなと仲がよかった。
けれど、私は………持病で人生の幕を閉じられてしまった。
短い間だったけれど妖怪探偵団のみんなのことが大好きだったんだ。
☆★☆
僕達の友達が一人、天へと旅立ってしまった。
日頃から妖怪と関わっているからAもきっと戻ってくると信じているけれどそう簡単になれるものなのだろうか。
僕はひそかにAに恋心を抱いていた。
決心がついたときにこの気持ちを伝えようとしたのにAが僕の手の届かない場所へ消えてしまった。
Aのお墓の前で立ち尽くしてしまう。
「僕はどうすればいいんだろう」
君がいなくなってしまった。
どんなに辛くてもAの笑顔を見ることができれば前向きな気持ちになれたのに。Aさえいれば明日も頑張ろうという気持ちになれたのに。
「A」
そこから離れるのが惜しくて、墓石をスーッと撫でてからその場を離れた。
重い足取りで妖怪探偵団の事務所へと赴く。
悲しんでいるのは僕だけではない。みんなだって悲しんでいるのだ。
中に入れば重たい空気。ズーンとしたその空気が一層僕の心を締め付ける。
「Aちゃん」
「A」
アヤメさんとナツメは泣いている。アキノリもきっと泣いているのだろう。
そんなとき、ポンッと音がなった。なにごとかと思い音の方を見る。
そこには会ったこともない妖怪が立っていた。
「A？」
僕自身も驚いた。Aと確定したわけでもないのに彼女の名前を呼んでいた。
「トウマ君」
………本当にA？
「Aちゃんなの！？」
アヤメさんがAの肩を掴んでゆさゆさと揺らす。
「うん。私だよ。みんなに会いたくて………妖怪になったの。不思議……生まれ変わったみたい」
涙目になりながら僕らを見つめるA。
今、この気持ちを言わなければ後悔する。
「A！」
「どうしたの？」
「僕はAのことが好きだ！」
「へっ！？///」
みんなの視線が僕に集中する。けれどかまわず僕は続ける。
「君がいなくなってからどれほど辛かったか。僕はもうあんな思いはしたくない、Aには笑っていてもらいたい。こんな僕だけどAを守らせてくれる？」
「お願いします！//」
Aがふわりと笑った。
Fin
リクエストありがとうございました！
取り合いっこ:: エンマ、蛇王カイラ 青い闇の力様からのリクエスト→←初めてのこと:: 義経★★(閲覧注意？) アミュレット様からのリクエスト
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アロア(プロフ) - アンデルさん» シャドウサイド妖怪で誰がお相手でしょうか……？ (2019年2月18日 20時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - SRKBさん» 了解です！書き直しておきます(*´ω｀*) (2019年2月16日 16時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
SRKB - ごめんなさい申し訳ないを申し訳なしと書いてしまいました。後思い付いたので追加します。夢主は覚醒前はポニーテールの黒髪にアヤメと同じ体型と可愛らしい顔でアヤメファンでも見惚れるぐらいですが覚醒後は黒髪が藍色に小さい角が四本生え小悪魔系の顔に変わります。 (2019年2月16日 16時) (レス) id: 8f3c22ff74 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - ♪美桜♪さん» おー！でも、私はくだらないことしか呟いてないですよwあと、絵も下手ですから(自分絵じゃないから) (2019年2月16日 13時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
♪美桜♪(プロフ) - アロアさん» アロアさんのTwitter見てみますね！ (2019年2月16日 12時) (レス) id: 303f0ec948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年11月12日 17時
