夕日に誓って:: 義経◇ かごめ様からのリクエスト ページ31
姫乃アヤメちゃんが悪い子になります。それが嫌な方は読まない方がいいです。
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夕方の海水浴場で、一人の少女が胡桃色長い髪を風に靡かせ、その黒い瞳には綺麗な夕日をうつしていた。
彼女が着ている桃色の花柄の着物と、髪につけている花のヘヤピンは夕日により色を変えていた。
☆★☆
「ねぇ、今度妖怪探偵団のみんなで海水浴に行く話になったんだ。Aも来るよね？」
「トウマも行くなら行く」
少女…………いや、正確には半妖と言った方がいいだろう。この半妖は美少女であることで有名だ。しかし、美少女でなおかつ輪をかけて半妖という物珍しさから、悪い妖怪に連れさらわれるということがしばしばある。
彼女の名前はA。
いつもトウマの隣にいる。
彼女の悩みはたくさんある。最近では誰かに狙われていてそれが少々厄介らしい。
Aの脳裏によみがえるある言葉。
『俺の名前は酒呑ハルヤ。………お前は一人にならない方がいいぞ？なにが起きるか分からない』
Aにはこの言葉が気がかりであった。
彼も彼女を狙っているらしい。彼のことだからどんな手を使ってでもAを手にいれようとするだろう。
☆★☆
「アタシはここにいるね」
「じゃあ、僕もここにいるよ」
「私もー」
「ね、ねーちゃんが行かないなら俺も」
「えー、じゃあ、俺とアヤメさんの二人で海を楽しんでくるぜ！行こう！アヤメさん」
「うん！」
妖怪探偵団のみんなで海水浴。アキノリとアヤメの二人は海ではしゃいでいる。一方、ナツメとトウマ、A、ケースケはパラソルの下でのんびりしていた。
Aは妖怪探偵団のメンバーではないが。
「んー。せっかく水着だし泳ごうかな………ほら、ケースケ！行くよー」
「え、えっ！？まままっ待ってよねーちゃん！！」
ナツメがパラソルから出ていくとケースケは焦って姉のあとを追いかけた。
「Aは泳がなくていいの？」
「うん。アタシはいいや。今は義経のことを考えていたいし」
実は、Aと義経は恋人同士で相思相愛なのである。
「僕、ちょっと飲み物を買ってくるよ」
「いってらっしゃい」
トウマが出ていくと代わりにアヤメがやって来た。
「アヤメ？どうしたの？アキノリは？」
「ちょっと疲れちゃった」
「そっか」
「…………ねぇ、Aちゃん」
「どうしたの？」
「私………義経さんに『好きだって』言われたの」
「………え？」
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アロア(プロフ) - 紫月さん» えっと、リクエストと受け取ってもよろしいでしょうか………？ (2019年6月29日 16時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - カイラが好きでエンマのことが嫌いだけどエンマが元人間だったことや、命を狙ってくる妖怪がいたり大王なんて良いことは無い。でも皆には明るく接しなければいけない。せれを知ってエンマが好きになってカイラが怒るけど夜しゃエンマに倒される (2019年6月29日 15時) (レス) id: b5a8929075 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - エンマさん» 分かりました！これの続々編で書かせていただきますね！あと、リクエストがたまっているので書くのはだいぶ遅くなります。申し訳ありませんm(_ _)m (2018年10月11日 0時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
エンマ - 後、名前出し大丈夫です！(≧∇≦) (2018年10月10日 23時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
エンマ - はいはーいリクエストお願いします！時空神エンマ、暗黒神エンマ、太陽神エンマが、主人公と、あそぶかという感じで、お願い申し上げます (2018年10月10日 23時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年7月10日 22時
