退治屋に起きたこと:: 朱雀(剣舞魔神) ページ3
「アタシの怪魔発見器は優秀だから………これによるここら辺なんだけどなぁ」
今のところ辺りを見回しても誰もいない。
「うーん、怪魔発見器が壊れるわけないし………」
なんでだ？
なんて、油断していた。
「危ないっ！」
「へっ！？」
急いで後ろを振り返ると怪魔がアタシに攻撃をしようとしてきていたところだった。
そこをアタシが密かに想いを寄せている彼が剣で攻撃を受け止めていた。
「す、………朱雀！！？」
「A、油断は禁物……ですよ！！」
朱雀は敵の攻撃の力を利用して倍にして返した。
「A！とどめをさしなさい！」
「うん！」
私は弓を一気に引き、怪魔めがけて矢を放った。
その矢は真っ直ぐ勢いよく飛び、怪魔に見事命中。
怪魔は消滅した。
「……ふぅ……ありがとう、朱雀」
☆★☆
「……ふぅ……ありがとう、朱雀」
しばっていたゴムを外しながら我に感謝をするA。普段は男勝りなのだが今はおろしたその長い黒い髪を耳にかけながら、優しげな声で………我はたまにAの女性らしい仕草、口調をたまに見る。
それに我は惹かれてしまった。
「朱雀？」
「A、すまない」
我は目の前にいるAを近くの壁に押し付け
そのまま唇を奪った。
だが、ここで理性が働きすぐに離れた。
「………っ………すまない」
「全然。むしろ嬉しいよ。アタシは…………」
「嬉しい？」
「アタシ…………朱雀のことが……好きだから///」
顔を赤くして言うAに我も自分が火照るのが分かる。
「そんな可愛いことを言われてしまっては………抑えが効かなくなってしまうではないか」
「いいよ………朱雀なら」
「嫌だったら突き飛ばしてもかまわないから」
「そんなことしないよ………」
我は我慢出来なくなり、Aに噛みつくようにキスをした。
そのあとはチュッチュッと啄むようにキスをして、そして何回か繰り返すうちに深くする。
「はぁ……す……ざく……ぅ///」
漏れるAの声が我を煽る。
「ふ……ぅん///」
「んっ………」
Aに肩を叩かれ離れた。
「大丈夫か？」
「うん……」
肩で息をして瞳を潤ませながらAは我にこう言った。
「朱雀から好きって言葉聞きたい」
………そうだ。我はまだ言っていない。
「フッ…………いくらでも言う。我はAが好きだ。愛している」
退治屋の身に起きたこと。
Fin
リクエストありがとうございました♪
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アロア(プロフ) - 紫月さん» えっと、リクエストと受け取ってもよろしいでしょうか………？ (2019年6月29日 16時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - カイラが好きでエンマのことが嫌いだけどエンマが元人間だったことや、命を狙ってくる妖怪がいたり大王なんて良いことは無い。でも皆には明るく接しなければいけない。せれを知ってエンマが好きになってカイラが怒るけど夜しゃエンマに倒される (2019年6月29日 15時) (レス) id: b5a8929075 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - エンマさん» 分かりました！これの続々編で書かせていただきますね！あと、リクエストがたまっているので書くのはだいぶ遅くなります。申し訳ありませんm(_ _)m (2018年10月11日 0時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
エンマ - 後、名前出し大丈夫です！(≧∇≦) (2018年10月10日 23時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
エンマ - はいはーいリクエストお願いします！時空神エンマ、暗黒神エンマ、太陽神エンマが、主人公と、あそぶかという感じで、お願い申し上げます (2018年10月10日 23時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年7月10日 22時
