危険なオフィス:: 義経、酒呑ハルヤ(主にハルヤ) SARASA様からのリクエスト ページ20
七つ目の短編集で書いた瞳に写すの続きです。
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『気になるなら…………今夜私のオフィスにいらして………そこでじっくり教えてあげるわ』
占い師の千堂レイさんに占ってもらった。
彼女はアタシの未来が見えたらしい。
アタシはレイさんに言われたこの言葉が頭から離れずレイさんのオフィスへと向かってしまった。
＿＿私、見えちゃった。あなたの未来。
☆★☆
アタシはオフィスへと向かう。
なにかあったときには義経と連絡できるようにしておいた。
でも、義経には無言でレイさんのオフィスに行っている。
「ここが………レイさんのオフィス」
結構オシャレ。
パッと見、危なさそうではないから大丈夫だよね。
「すみません………今日占ってもらったAです」
そう言うとオフィスの扉が開いた。
「あら、Aさん。いらしてくれたの？どうぞこちらへ」
出迎えてくれたのはレイさんだった。
「このソファーに座ってくださる？」
「はい…………」
ソファーに座り、アタシは真剣にレイさんのことを見た。
「分かっているわ………気になるのでしょう？未来が………」
「はい」
「すぐに分かりますよ…………ふふ」
レイさんは怪しげな笑みを浮かべる。
「ど、どうしたのですか？」
その笑みがこわくなって尋ねるアタシの声が震える。
「ふふ………ハルヤ様………やりましたわ」
レイさんは知らない誰かの名前をあげる。
「よくやったぞ。千堂レイ」
するとどこからか、突然、端正な顔立ちをした少年が現れた。
その少年は手からなにか出す。
それはアタシの体を拘束し、逃げられないようにしてきた。
「あなた………何者っ！？」
「俺か？………俺のことはハルヤと呼べばいい」
ハルヤ…………。
さっきレイさんが出した名前はこの子のものか。
そしてこれは………このハルヤって子は人間じゃない。
アタシを拘束できるなんて普通の人間ではできない。
それに妖気を微かに感じる。
「千堂レイ、お前は下がれ」
「はい」
レイさんはオフィスから出ていってしまった。
「待ってレイさん！！」
「A…………俺はこの日を楽しみにしていたぞ」
「………なによ。アタシは君のことなんて知らないわ」
「俺は知っているぞ」
ハルヤはアタシの顔に手を添え、ウットリとした表情になる。
「はぁ……」
彼から漏れたため息は、喜びを噛み締めるものだった。
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アロア(プロフ) - 紫月さん» えっと、リクエストと受け取ってもよろしいでしょうか………？ (2019年6月29日 16時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - カイラが好きでエンマのことが嫌いだけどエンマが元人間だったことや、命を狙ってくる妖怪がいたり大王なんて良いことは無い。でも皆には明るく接しなければいけない。せれを知ってエンマが好きになってカイラが怒るけど夜しゃエンマに倒される (2019年6月29日 15時) (レス) id: b5a8929075 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - エンマさん» 分かりました！これの続々編で書かせていただきますね！あと、リクエストがたまっているので書くのはだいぶ遅くなります。申し訳ありませんm(_ _)m (2018年10月11日 0時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
エンマ - 後、名前出し大丈夫です！(≧∇≦) (2018年10月10日 23時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
エンマ - はいはーいリクエストお願いします！時空神エンマ、暗黒神エンマ、太陽神エンマが、主人公と、あそぶかという感じで、お願い申し上げます (2018年10月10日 23時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年7月10日 22時
