warning:: 蛇王カイラ、エンマ大王 ページ17
「なぁ？A。お前はカイラの言いつけを破ったんだろ？なんでこうなってるのか分かるか？」
「私は警告したはずなのに………はぁー。警告を破ると自分が痛い目にあうのだぞ？クククッ」
カイラは目を細めて口の端を吊り上げる。
「カイラになにされたんだ？あぁ、でも、俺の目の前でキスされてたな………。いけないなぁ」
エンマはアタシの唇を奪う。
さっきカイラにされたのとは違う。
初めてカイラに罰を受けたときにされたキス。
全身が痺れて脳がとろけそう………。
「………なんて顔してんだよ」
エンマは離れると意地悪く言ってきた。
「A、エンマばかりに気をとられて………私もいるんだぞ？」
「アタシ………もういやだ………」
この二人がだんだんこわくなってきて、浪だが溢れてきた。
「いやだ？なに言ってるんだ？お前はカイラの言いつけを破りさらに嫌だって言うのか？なんて自分勝手なやつなんだ」
「私はお前に失望したぞ」
カイラは額に手をあてながら、やれやれと首を振った。
「A、誓えるか？」
「なにを誰に………？」
「酒呑童子の方につかないと………私に誓え」
「嫌よ。アタシは酒呑童子様に忠誠を誓っているの」
「ふーん。なら、このままだぜ？いいのか？」
エンマがアタシの頬を両手で包む。
威圧感が半端ない。
「っ……分かった。誓う……誓うから！！」
「エンマ、聞いたか？」
「あぁ。バッチリな」
「誓うから…………」
「そうか。ならここから解放してやる。だが、A。忘れるなよ。お前のことは監視しているからな。また怪しい動きをすれば………どうなるか分かるよな？」
アタシはコクリと頷いた。
ああ、お許しください。ハルヤ様。
アタシはもうあなたの言いつけを守ることができません。
しかし、覚えていてください。
アタシの心は常にあなたに忠誠を誓い続けております。
酒呑童子様。お許しください。
warning
それは警告。
守らなければ自分に悪いこととなって返ってくるだろう。
Fin
リクエストありがとうございました(*´ω｀*)
なんか変な風になりましたが許してください( ；∀；)
スピーディーに対応:: スピーディーW△ アンデル様からのリクエスト→←warning:: 蛇王カイラ、エンマ大王
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アロア(プロフ) - 紫月さん» えっと、リクエストと受け取ってもよろしいでしょうか………？ (2019年6月29日 16時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - カイラが好きでエンマのことが嫌いだけどエンマが元人間だったことや、命を狙ってくる妖怪がいたり大王なんて良いことは無い。でも皆には明るく接しなければいけない。せれを知ってエンマが好きになってカイラが怒るけど夜しゃエンマに倒される (2019年6月29日 15時) (レス) id: b5a8929075 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - エンマさん» 分かりました！これの続々編で書かせていただきますね！あと、リクエストがたまっているので書くのはだいぶ遅くなります。申し訳ありませんm(_ _)m (2018年10月11日 0時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
エンマ - 後、名前出し大丈夫です！(≧∇≦) (2018年10月10日 23時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
エンマ - はいはーいリクエストお願いします！時空神エンマ、暗黒神エンマ、太陽神エンマが、主人公と、あそぶかという感じで、お願い申し上げます (2018年10月10日 23時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アロア | 作成日時：2018年7月10日 22時
