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チャームポイント:: 蛇王カイラ ページ20

………あたしには彼氏がいる。その人はいつもクールで周りに興味がないような態度をとっている。もちろん、あたしもそのような態度をとられている一人であるが……。
いや、あたしにはさらに冷たい。冷めた態度をとられる。

彼女なのに…………。


でも、たまに、甘えてくるというかデレのようなものを見せてくれる。そういうのって、確かクーデレというやつだったかな。


そう思うとカイラがとても可愛く見えてくる。


「あ、カイラ!」

あたしが見つけたのはカイラの後ろ姿。

カイラを見るだけで胸が高鳴る。そんな風になるあたしはカイラのことが本当に大好きなんだと感じる。


「………なんだ」


あたしが呼んだら振り返ってくれると思った。けど、振り返りもせず『なんだ』ただそれだけの言葉しか返ってこなかった。


なに舞い上がってたんだろ。そうだった。彼はあたしにも冷めた態度をとるんだった。


「カイラ……そんなにあたしのことを嫌いなの?」


あれ、あたし、なにを言ってるんだろ……思ってるのと違う言葉がでてくる。



「カイラ……そんなにあたしのことが嫌いならどうして付き合ってくれるの?そんなそっけない態度とられたら嫌われてるようにしか思えないよ」


「Aッ……違うんだッ……」

カイラが振り向く。焦っているがだんだん顔が赤くなっていくのが分かる。


「これはその//……チッ…なんでない」


振り向いてくれてあたしを見てくれたのにフイッとそっぽを向かれた。


「カイラはあたしのこと嫌い?」


「そんなわけないだろう!」


「じゃあ、あたしの目を見て言って?」


カイラがゆっくりと顔を戻しあたしを見る。


「A……私は………私はAが大好きだ!愛している!!好きすぎて逆にそっけない態度をとってしまった。こうやってAと顔をあわせるだけでッ……////」


今のカイラの顔は面白いぐらい真っ赤だ。そんな彼がとても可愛い。でもカッコいい。そして、大好き。

「A!」

カイラは私を抱きしめると「好きだ」と連呼し続ける。

「私の愛しいA。キスをしたい……そしてそれ以上のこともしたい……//」


「キスならしてあげるよ」

そう言うと次に聞こえたのはチュッというリップ音。

クールだけどデレる。それはあたしにだけ。さっきのはデレと受け取っていいのか分からないけどクールでデレるのもチャームポイント。

Fin

リクエストありがとうございました!クーデレが上手に出来ませんでした( ;∀;)

隣の君:: 月浪トウマ△→←ヒーロー:: ミッチー



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縁儺 - ダレノモノ?でちょっとヤンデレイラストを思い付いた…(コロナ中の癖に) (2022年9月6日 8時) (レス) @page40 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - ありがとうございます! (2018年5月19日 16時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» 分かりました!続編の方で書かせていただきますね! (2018年5月18日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - リクエストでミッチーのヤンデレお願いします! (2018年5月18日 20時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 了解です!! (2018年5月11日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アロア | 作成日時:2018年4月6日 14時

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