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己の希望:: 義経★ 優香様からのリクエスト ページ26

「ふふふ………」

少女は水で義経に攻撃するも、彼はひらりとその攻撃を避けた。そして、その勢いで鞘から剣を抜き攻撃をする。

「なっ!!」

少女は彼のあまりの速さに驚き急いで避けようするもできなかった。


「………少し………油断をしてしまっていた。だが、次はどうかな?」


不敵な笑みを浮かべ、水で数十個のボールを作り義経への攻撃を仕掛けた。
その攻撃を、義経は避けながら確実に少女へと
近づいていく。

「ハァァッ!」

そして、彼女のもとへとつくと自らの剣で攻撃をした。

「ぐっ………!!」

その攻撃で少女は倒れると共に彼女に入り込んでいた空亡ウイルスが出ていき、シャドウサイドからライトサイドへと戻ったのだった。

「迷惑を………かけた」


「なぜこのようなことを?」


「妾はもともと普通の人形であった。一人の女の子にとても大切にされてずっと一緒だったが、ある日、別の人形が来てから妾に目もくれなくなった。そして、この海に捨てられた………自分がこんな姿ではなかったら捨てられることはなかったと思い、その悲しみと憎しみで妖怪になり、怪奇案件を起こす『ブラックセイレーン』になってしまった」

義経はその話を目をふせながら聞いていた。少女が話終えると静寂な時が数秒の間だけ訪れた。

「そうか………大変だったな。A」

彼は少女、Aの頭を優しく撫でた。

「こんなことをしてはいけないと、頭では分かっていたのだが心が追いついていなかった……」

目に少し涙をため、義経を見つめるA。

「そなたといると心が少し落ちつく……不思議だな」

そして、義経に抱きつき、

「そなたのような奴がいてとても嬉しい。妾はそんなそなたが………す、好きだ///」

と、唐突の告白まがいなものをした。だが、彼女にとっては告白なのだろう。顔を赤く染め、目は潤んでいる。

「我もそなたが好きだ。付き合ってくれぬか?」

義経はAを優しく包み込み囁いた。

「無論、否定はしない」

Aはとても嬉しそうに答えたのである。

「我がそなたの希望となろう」


地平線に太陽が沈んでいく………そんな中で彼らは口づけを交わした。

何度も何度も、お互いを確かめあうかのように………。


「んっ……ふっぁ///」


銀糸の橋が彼らを繋ぎ、それは夕陽でキラリと光った。


少女の希望は彼である。

Fin

リクエストありがとうございました!

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アロア(プロフ) - ベルナデッタさん» こちらこそリクエストありがとうございました!はい!頑張ります(*≧∀≦*) (2019年7月29日 7時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - アロアさん» リクありがとうございます!トウマ&ハルヤの取り合いとヤンデレハルヤ最高でした!!これからも頑張ってください!! (2019年7月29日 1時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 床に寝転ぶ猫さん» 初めまして!!わぁぁぁ!ありがとうございます!!(*^▽^*)リクエスト了解しました〜♪♪ (2019年7月26日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
床に寝転ぶ猫 - 初めまして!何時も楽しく拝見させていただいております!リクエストなのですが洞潔または島之内先生の★★お願いしますm(_ _)mたくさんリクエストあると思うので大変かと思いますがお願いしますm(_ _)m (2019年7月26日 15時) (レス) id: 52e5b5915e (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - りーあさん» 分かりました(*´∇`*) (2019年7月21日 17時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アロア | 作成日時:2019年2月16日 16時

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