お菓子詰め【妖怪ウォッチ】(リクエスト停止！！！)

己の希望:: 義経★ 優香様からのリクエスト ページ25

幻魔の一人である義経は、怪奇案件を解決するために、いろんな妖怪に事件について聞き回っていた。彼としては早く事件を起こした妖怪を見つけたいところだが中々情報が少なく、珍しく手こずっていた。
なんでも、「姿が一瞬しか見えなかった」と答える妖怪達が多いのだ。

「あ！そういえば！」
一人の妖怪がなにか思い出したかのように口を開いた。すると、その隣にいた妖怪もなにかを思い出したみたいだった。

「もしかしたら………水のような妖怪を知っているんだがもしかしたら………」


「水のような妖怪を俺達は知ってる！ 」


「そうなのか！是非とも教えてくれ。そして、その妖怪がいる場所も分かるだろうか？」


「ああ！その妖怪は海に住んでいるんだ」

二人の妖怪は地図を探して、見つけるとどの海なのかを指差した。義経はその二人に「ありがとう」と礼を告げると早々に海へと向かった。

☆★☆

義経が海へと着くとそこには一人の少女が立っていた。全体的に海のように青い少女であった。
瞳は薄い黄緑色で水色の姫着物を着ている。
右足には水色と黄緑色のミサンガを身につけており、裸足である。
義経がその少女に話しかけようとしたとき、先刻、案件の犯人について教えてくれた妖怪がすごい勢いで走ってきた。

「怪奇案件を起こしている妖怪の容姿と名前を思い出したぞ！！」


「なに？」

妖怪は、事細かく犯人について義経に述べた。するとその詳細で目の前にいる少女が犯人であると聡明な義経は確信した。

義経の存在に気づいていない彼女に義経は近づくも、彼女は彼の気配を察したのか、義経の方を向いた。そして、二、三歩後退る。

「そなたが犯人だな？」

警戒心丸出しの彼女だが図星で動揺したようであった。

「………バレてはもう隠しきれない。なら貴様を倒す！！」

すると、ライトサイドであった彼女は髪が長く、目は赤く光り、白色のゴスロリを着たシャドウサイドへとなっていた。彼女の下半身は水へと変化していた。

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