最強と謳われる彼に:: 不動明王★★ 幽々子・紫DIE様からのリクエスト ページ49
剣舞魔神の一人、不動明王は最強と謳われている。
「ふど……っ///」
目尻に涙をため、震えながら彼の袖を掴んでいるのはA。
彼女と彼は恋仲である。
彼らの関係を初めて知った他の剣舞魔神達は、開いた口が塞がらなかったらしい。
どうやら不動明王が恋情抱くなどありえないと思っていたのだ。
それがどうだ。Aをつれて剣舞魔神達の前に現れたとき夢と現実の区別がつかなかった者さえいる。『不動明王に先をこされた』とは思っただろう。
「そｯ……やだぁ//」
「我はそなたが喜ぶことしかしておらぬが？」
声を出したくないと口を塞ぐAだが、その手はすぐに外された。
「我は声が聞きたい」
不動明王はAに口づけ、しばらく楽しんでいるようだった。そして息が苦しくなり口を開いたところを狙って舌を入れた。
驚き引っ込んだAの舌を自らの舌で絡めとった。
漏れる声と水音でAの顔に熱が集中する。
恋仲になってから初めてこのようなことをするというわけではないが、なれていないのは確かなため恥ずかしいのは当然だ。
「ふどｯ………みょ///」
涙がAの頬を伝って流れる。
その涙を不動明王はそっと拭ってやる。
「我はそなたのそのような顔を見るのは大好きだ。無論……いつもの顔や笑顔も……全ての表情が大好きだ。コロコロ変わるそなたの表情はいろとりどりの花のようだ」
「っ！わ、私も不動明王のこと大好き//」
はにかみながら笑うAを不動明王は力いっぱい抱きしめた。
「不動明王のとても頼りになるところ。強くてでも本当はとっても優しいところ……他にもいっぱいいっぱい大好きなところがあるの」
「………A」
彼女にたくさん褒められて正直照れているが、それを隠すようにさらに強く抱きしめた。
「んぐぐっ！苦しいっ…！……あ、あと……私の名前を耳元で囁かないで……色っぽいよ//」
「善処する」
「ひゃっう！？///」
言ったそばから耳元で吐息混じりに低く甘やかに囁いた。
それにビクッと反応するAの様子を楽しんでいるようだ。
「意地悪……しないで」
「そなたがとても可愛らしい反応をするから……つい……」
「つい……じゃないよぅ」
ここまで饒舌な不動明王を見れば、きっと同じ剣舞魔神じゃなくても驚くだろう。
それくらい彼女を愛し、愛を囁いている。
Fin
リクエストありがとうございました！
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アロア(プロフ) - ベルナデッタさん» こちらこそリクエストありがとうございました！はい！頑張ります(*≧∀≦*) (2019年7月29日 7時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - アロアさん» リクありがとうございます！トウマ&ハルヤの取り合いとヤンデレハルヤ最高でした！！これからも頑張ってください！！ (2019年7月29日 1時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 床に寝転ぶ猫さん» 初めまして！！わぁぁぁ！ありがとうございます！！(*^▽^*)リクエスト了解しました〜♪♪ (2019年7月26日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
床に寝転ぶ猫 - 初めまして!何時も楽しく拝見させていただいております！リクエストなのですが洞潔または島之内先生の★★お願いしますm(_ _)mたくさんリクエストあると思うので大変かと思いますがお願いしますm(_ _)m (2019年7月26日 15時) (レス) id: 52e5b5915e (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - りーあさん» 分かりました(*´∇｀*) (2019年7月21日 17時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2019年2月16日 16時
