それでもあなたの騎士(ナイト):: ミッチー△ (落ちは義経) 青子様からのリクエスト ページ48
「筋肉、ヤバい！」
妖怪探偵団ピンチ。頼れる不動明王ボーイはチョコボーに夢中でニタニタさんに興味がない。
「もんゲーロ！？」
コマじろうの驚きの声は突然現れた影に向かってだ。
「あ、あれは……！幻魔義経でうぃす！！しかしなぜ彼がここに」
「よくも私の恋人であるAに………！Aに手を出すな！！」
義経は鞘から剣を抜くと素早くニタニタさんを倒した。圧倒的な差であった。
「さすが！だゼ！」
「いやぁ、さすが義経でうぃす」
「あいつ強いな！俺、あいつと戦いたい」
ニタニタさんが倒されたことによってみんな喜んでいたが(喜びではないものもいるが)一人だけ体育座りをしのの字を書きながら落ち込んでいた妖怪がいた。それはミッチーだ。
「ま……まさか……Aさんにこここっ恋人がいるなんて……！！」
これで間接的にミッチーはフラれたことになる。彼は失恋してしまったのだ。
優しい風が吹き、Aの羽織っている青い花柄の羽織と黒い長い髪が微かに靡く。
「ん……？」
長い睫毛に縁取られた目が開き、黒曜石なような瞳が最初に映したのは義経だった。
「義経！？」
「A……大丈夫か？」
「うん。……恥ずかしいわ……一応これでもカイラ様の側近なのに」
「驚くことくらい誰にでもある。恥じることはない」
「ありがとう」
「少々着物が汚れてしまったな」
Aの水色の着物は少しだけ黒ずんでいた。
「これくらい平気よ。すぐに落とせるわ」
「Aさん！起きたのですね！？このミッチー！あなたのナイト！あなたに危険があればすぐに駆けつけまーす！！」
「ミッチー。ありがとう……私のために戦ってくれて」
「はひんっ」
Aがふわりと笑えばミッチーは分かりやすく目をハートにした。
「Aさん！私はあなたが好きです」
「！ありがとう……でも私には義経がいるから」
「それでも私はあなたの騎士です！！それでは！」
カッコよく去っていったミッチーだが、涙を流していた。その涙は太陽に反射してキラキラと輝いていた。
「筋肉……ちょっとだけ見直しただゼ」
ミッチーに続き探偵団の妖怪達は二人の邪魔をしないように帰っていく。
「義経、ありがとう。愛しているわ」
「私もAを愛している」
お互いに愛を囁きながら、お互いを確かめるように長い口づけを交わした。
Fin
リクエストありがとうございました！
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アロア(プロフ) - ベルナデッタさん» こちらこそリクエストありがとうございました！はい！頑張ります(*≧∀≦*) (2019年7月29日 7時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - アロアさん» リクありがとうございます！トウマ&ハルヤの取り合いとヤンデレハルヤ最高でした！！これからも頑張ってください！！ (2019年7月29日 1時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 床に寝転ぶ猫さん» 初めまして！！わぁぁぁ！ありがとうございます！！(*^▽^*)リクエスト了解しました〜♪♪ (2019年7月26日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
床に寝転ぶ猫 - 初めまして!何時も楽しく拝見させていただいております！リクエストなのですが洞潔または島之内先生の★★お願いしますm(_ _)mたくさんリクエストあると思うので大変かと思いますがお願いしますm(_ _)m (2019年7月26日 15時) (レス) id: 52e5b5915e (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - りーあさん» 分かりました(*´∇｀*) (2019年7月21日 17時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2019年2月16日 16時
