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「もう一本飲んじゃおうかなー」
冷蔵庫の中覗きながら
もう手には1缶持っている
「飲み過ぎないでよ?
ひろダイエットするんじゃないの?」
あ、やべっ!これで終わりっ!
いいよなー太輔は太らなくてー
とか言いながら急いで閉めてた
「じゃあ半分ちょうだいよ」
「うんっ!先俺な。」
で、全部飲んじゃうんでしょ?
俺は元々少食だし食に興味なくて
1人の時はコーヒーで済ませちゃってたくらいで
ひろと一緒になってから
ちょっとやばいかなって思ってんだけど
太るような体質じゃないのもあるけど
カッコいいとーさんのままでいたくて
見えないところで努力してたりする
ひろだって太ってなんかないし
むしろ子供がいた時くらい
もう少しふっくらしてた方が
可愛らしくていいんだけど
飲み過ぎはね、体に悪いから。
ひろはほっとくとずっと飲んでるから。
ふわふわしながら
流しで水を出し始めた
「いいよ、ひろ俺が洗う」
「やった。じゃお願いしまーす」
洗ってると背中が急に暖かくなり
お腹には可愛いお手手が
「ちょっとひろ、酔っ払った?
そんなくっつくと濡れるよ?」
「いーじゃん。たまには」
顔を背中に押し付けてくるから
ちょっとくすぐったい
「どーした?」
「電話あって海人背中にくくりつけて
慌てて病院行ってさー。
頭怪我したというからびっくりして。
本人はけろっとして検査もして
なんともなかったんだけど、
後から先生に聞いたら
なんかちょっとした喧嘩だったみたいでさ
先生も見てないところだったらしくて
まだよくわからないっていってたんだけど。
まぁ、怪我の理由が喧嘩じゃないって
本人いってるからどうしようもないし
とりあえず、学校に任せようかなって。」
「年頃だし
あんま親が口出すのも違うよな
ひろの高校の時やばかったもんな
DNAが反応したんじゃね?」
「それは藤ヶ谷もだろ!
俺は真剣に話してるのに!」
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作者名:ぽぽ | 作成日時:2019年10月13日 18時