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K.side




「ごめんね、気づかなくて」



脇の下にクッションを入れてくれた



そのままキッチンに戻って行って



静かすぎる部屋を見渡した

バタバタと俺の周りを動き回る足音はしなくて

いつも綺麗になってるベット周り

俺の届くところに使いやすく並べてある物



寂しくないようにって
ここからいつでもリビングが見えるように
考えてあるベットの配置



全て玉が考えてくれたものだ



ニカが、なんか食べれそう?
薬飲まなきゃってカップに何か入れてきた。




「これ、ニカが?」



「まさか違うよ。玉が作ってくれたみたい」



ニカが体を起こしてくれる



飲み込みやすいように
野菜がとろけるまで煮込んであるスープ
味は薄くてでも甘くて美味しい



調子が悪くても
これなら食べれると変わらず作ってくれる




玉の気持ちなんて
自分自身が1番痛いほどわかってる
自分が甘えてるってことも、




玉の優しさがなかったら俺はいない

玉がいなかったら今の俺はいない。
むしろ、俺はこの世にいなかったかもしれない



そんなことはわかってるのに



こんなに溢れるほどの愛情を
受け取ってるのに



太輔の顔がこんな時も浮かんでしまう俺は



酷い人間なのだろうか


俺は一体何がしたいのか




ただ、大切な人達にあんな顔させてしまった
自分が情けなくて








...ただ、それだけだった

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ぽぽ(プロフ) - ありがとうございます! (2018年4月24日 7時) (レス) id: 0736e8dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年4月21日 23時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽぽ | 作成日時:2018年4月21日 17時

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