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K.side


...あ、寝ちゃってたんだ
いつものブランケットの上に布団が被ってる




太輔と一緒に過ごした数時間、
楽しすぎて自分の体のことなんて忘れてた



普通の、1人の大人として
こんな時間を過ごすことなんて
もうないと思っていたから




太輔が玉との距離を縮めようと
頑張ってるのも知ってたのに

わがままいったら困るのは太輔なのに




太輔は俺を普通の1人の男として接してくれる
そんな空間が心地よかった




玉たちといても幸せにはかわりないけど




太輔との時間は俺にとって
すごく特別なものに感じるようになっていた







「ミツ、起きた?」



あんなこと言ったのに
ニカは俺の起きた物音に敏感に反応して


ベットの近くまで寄ってきた



「よかった。苦しそうじゃなくて」



こんなになってでも
お兄ちゃんとして頼ってくれるニカ


一緒にふざけたり、無茶したり
別の角度からいつも助けてくれる大事な弟



そんな優しい弟の顔を素直に見れない自分




「ミツ、体だるいでしょ?熱あるから。」




気づくと頭には氷枕が入っている



反対方向に向うとするけど体が動かない



「ミツ、どうした?
体痛い?こっち向きたいの?」



布団を退けて対位をかえてくれた



「ありがとう」

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ぽぽ(プロフ) - ありがとうございます! (2018年4月24日 7時) (レス) id: 0736e8dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年4月21日 23時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽぽ | 作成日時:2018年4月21日 17時

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