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F.side




撮影の後、取材が入ってたから
千賀だけを先に行かせた



もう終わるからと連絡したのが先ほど



「零さん、外で待たれるんですか?」



ロビーで待ってたら知り合いのスタッフさんが
不思議そうに近寄って来た



「ちょっと急いでて…」



Pipipi....



「来たみたいですね。
千賀さんでしたっけ、マネージャーさん」



「はい。」



「よろしくお伝え下さい」




外に出て車に乗り込むと



「うわっ!なんでいんだよ」



隣の席にニカがいた



「ほんとに芸能人なんだね。」



ジロジロと全身を見られる



「ハットにサングラスにマスクって怪しすぎ!笑」



なぜか笑い者にされて店に着いた瞬間
先に降りてやった






「ごめん、遅くなって
ただいまー。あぁお腹すいた!」



ミツ君が振り向いてこっちを向く

あぁ、今日の仕事頑張ってよかった。



ミツ君の相手をしてただろう
渉がバタバタと来た2人をつれて
厨房に入っていった




「ごめんね、遅くなって」



「ううん、おつかれさま」



「電話でれなくてごめんね」



「大丈夫だよ。仕事中だったんでしょ」



すごく嬉しそうにスノードームを眺めてる



「あの子になんか言われなかった?」



「え?玉のこと?笑」



「そ、そう。玉森さん。」



「藤ヶ谷さん、玉のこと苦手でしょ?」



スノードームを置いてこっちを向いた



「いや、そんなこと…」


「わかりやすっ。ほんとに役者さん?笑」



仕事のことニカに聞いたって笑いながら

再びスノードームを揺らしながら
話しを続けるミツ君



「…苦手というか、まだ掴めないだけで…
…心配してなかったかなぁっと…」



「玉、不器用だから。
誤解されやすいけどいい奴だから。

そんな毛嫌いしないでやって?笑」



「毛嫌いなんてっ」



「玉に俺何回救われたか、わからないんだ。


もちろん、身体のことも倒れたところ発見してくれたことも一回じゃないし。
精神的にもね。




そういう時に眼が覚めると玉の悲しそうな顔が一番に見えるの。


ニカはだいたい顔ぐちゃぐちゃにして
ベットに突っ伏して寝てるんだけど。笑


今日、ここに来る時同じような顔してた。


玉にもうあんな顔させたくないって思ってたのに…」

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ぽぽ(プロフ) - ありがとうございます! (2018年4月24日 7時) (レス) id: 0736e8dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年4月21日 23時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽぽ | 作成日時:2018年4月21日 17時

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