検索窓
今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:27,609 hit

ページ9







JH「あ、痛かった?…ごめんね。」







嘘だ。

ごめんなんてこれっぽっちも思ってないでしょう。だって、





笑ってるじゃない。







JH「…でも、これからもっと痛くなるから。その時は、我慢してね。」



「っ!」







嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。

そんなの、嫌だ。







「…どうして?どうしてこんな事するの?どうして私だけ、」









 









 









 





__“好きだからだよ。”







「、、、え?」



JH「好きだから、こんな事をするんだよ。愛しているからこそ、自分だけの物にして、自分だけの愛し方でその人を愛する、そうする事で、俺の心は満たされるから。」







…そんなの、間違ってるよ。

だって、貴方が満たされたってその“愛される方”はどうなっちゃうの?

怪我しちゃうの?死んじゃうの?…そんなの、あんまりだよ。酷すぎるよ。







JH「…さぁ、じゃあ、無駄話はもう終わり。本題へ入ろうか。」



「え、」







よいしょと一瞬私の視界から姿を消して、彼が手にしていた物は、







「、、のこ、ぎ、り、?」



JH「ピンポンピンポン!大正解!」



_________________



「っ!痛い!やめて!」



JH「こら、暴れなーいの。」







のこぎりが私の腕に食い込み、自分でも、どんどん腕から血が抜けていくのが分かる。





その刃はついに骨まで達したのだろうか、言葉にもできないような激しい痛みが襲ったと同時に、今度はどんどん意識が遠のいていく。









 





あぁ、私死ぬんだな。そう思うと、目の前がぼやけて見えなくなってきた。





それが一体、痛みに絶えきれず意識が朦朧としてきてだからなのか、はたまた死ぬという不安、恐怖からきているものなのか、私には分からなかった。





・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
158人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

からのぽてち - まちはぐさん» わ、オンニ!ありがとうございます!ミカンオンニ!…その通りです。グヘへ (2019年10月12日 22時) (レス) id: c13b41d6ee (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - まちはぐさん» グヘへ、、天才だなんて、、///ただの変態ですよ!! (2019年10月12日 10時) (レス) id: 6d4e2e3e46 (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - うわぁ…メチャメチャR18やん…いや、流石にこれは…..............最高ですご馳走様です二人とも天才です← (2019年10月12日 1時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:からのぽてち&ミカン | 作成日時:2019年9月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。