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JH side
やめてと言いながら泣きじゃくり、暴れていた彼女はやがて、動かなくなった。
きっと、大量出血が原因だろう。
そんな彼女は、
息絶えた後も、ずっとずっと、美しかった。
綺麗な輪郭にパッチリとした大きな目。
スッと通った鼻筋にふっくらとした唇。
雪のように白く、透明度のある肌。
ジョンハン、と、俺の名前を呼ぶその声。
そして、彼女の太ももから出る、赤黒く、トロリとした液体…血も。
全部全部、凄く綺麗だ。
でも、きっと、俺は、彼女の血が無くなれば、すぐに違う女を捕まえ、またこうしては、違う女を捕まえる。
好きでもないやつを。
…本当、我ながら最低だな、なんて。
でも、今回は違った。
彼女は、Aだけは。
初めてだった。
誰かを好きになったなんて。
…まあ、今更後悔するつもりなんてさらさらないけど。
「A、ダイスキだったよ。」
END
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からのぽてち - まちはぐさん» わ、オンニ!ありがとうございます!ミカンオンニ!…その通りです。グヘへ (2019年10月12日 22時) (レス) id: c13b41d6ee (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - まちはぐさん» グヘへ、、天才だなんて、、///ただの変態ですよ!! (2019年10月12日 10時) (レス) id: 6d4e2e3e46 (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - うわぁ…メチャメチャR18やん…いや、流石にこれは…..............最高ですご馳走様です二人とも天才です← (2019年10月12日 1時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:からのぽてち&ミカン | 作成日時:2019年9月29日 23時