二十八話 ページ28
side A
「今日は、ホンマ色々ありがとうな。助けに来てくれなどうしようか思ったもん。」
「ええって。なんか改めて言われたら恥ずかしいわ。」
文化祭の片付けが終わって、後夜祭の準備が今進められている。
そんな中で、ちょっと二人で話したいから、と柊和に連れ出されたのはいつもの教室。
窓から見える夜空が、今日はなんだか輝いて見える。
「で、話って何？」
「え、あ、そうや。うん。えっと……」
なんか一人でブツブツ言いながらそっぽを向いてしまった。
何かあるのなら目線を合わせて言って欲しかったから、無理やり顔を挟んでこっちに向かせた。
「何かあるんやったらちゃんとこっち向いて言おっか。」
「ゴメン。……………あのさ、」
挟んでいた手を剥がされ、その代わりに柊和の手に包まれた私の手。
私を見つめる表情は、真剣そのもので。
私に言われた通り、目を真っ直ぐ見て話し始めた。
「こんなこと言ったら、お前が困んの分かってるつもり。やけど、ちゃんと伝えときたくて。
俺さ、ずっとお前のこと」
「ストップ。」
「待てへん。」
不意にギュ、と柊和の胸にに収められた私の頭。
こんな柊和今まで見たことなんか無くて。戸惑うことしか出来なかった。
「お前のこと、好きやってん。ずっと前から。」
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ぽてとさらだ。(プロフ) - しょあさん» ありがとうございます！遅い更新ではありますが、これからも応援していただければ幸いです(*´∇｀*) (2017年9月25日 23時) (
レス) id: 76c183b493 (このIDを非表示/違反報告)
しょあ(プロフ) - すごくおもしろくて続き気になります！ (2017年9月25日 20時) (レス) id: a32bcb43cc (このIDを非表示/違反報告)
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