十五話 ページ15
side A
「いらっしゃーい。」
「お邪魔しまーす。」
土曜日に結構な荷物を持って大晴の家へ。
一人では無いとは言え、好きな人の家に来るなんてやっぱりドキッとする。
男子高校生の割に片付けられた室内は、大人っぽくて落ち着いた家具が多い。
もうお泊まり会に参加するのももう無いのかな、と思うととても寂しい。
「じゃあ、何する？」
「取り敢えず恒例のホラー映画観覧かな。」
紗江がニヤッとしながらカバンから出したのは外国のゾンビ映画。
怖がりの大晴と柊和は既に怯えている。
「お前ようそんなん見れんなマジで！」
「えぇ、面白いやん。あのゾクゾクする感覚好きやで？なぁ、A。」
「大晴も柊和も怖がりすぎやって。」
「何で女子のくせに平気やねん！普通逆やから！」
男子組が文句を言っているのをガン無視で紗江はDVDの再生準備を始める。
毎年恒例のイベントやけど、一向にこの二人は慣れない。
見てて面白いからええけど。
「うぅ…………後ろ！」
「うわぁ、結構な気持ち悪さ。」
「このゾンビブサイクやなぁ。」
「無理無理無理無理！」
隣にいる私の腕を掴む大晴。正直映画よりそっちの方に気がいって集中出来ひん。
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ぽてとさらだ。(プロフ) - しょあさん» ありがとうございます！遅い更新ではありますが、これからも応援していただければ幸いです(*´∇｀*) (2017年9月25日 23時) (
レス) id: 76c183b493 (このIDを非表示/違反報告)
しょあ(プロフ) - すごくおもしろくて続き気になります！ (2017年9月25日 20時) (レス) id: a32bcb43cc (このIDを非表示/違反報告)
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