二話 ページ2
私の所属する吹奏楽部は二年生10名、一年生12名と少人数。
三年生は七月のコンクールで引退しているので、まとめるのは私達二年生。
ちなみに私は木管のセクションリーダーという大役を任されていて。
就任した時は不安しか無かったけど、今では皆の支えもあってだいぶ慣れてきた。
そして私達の高校は去年から男子校から共学校に変わったので、
女子部員より男子部員の比率が多いのは事実。
実際、二年生の女子は私と私の親友だけしか居ない。
「お疲れさん、A。」
「あ、柊和。」
片付けを終えて寄ってきたのはチューバを担当している二年生の毛利柊和。私の幼馴染の一人だ。
力持ちで肺活量もあるからという理由で入ったチューバは彼にはとても向いていると思う。
ちなみに一応低音のセクションリーダーである。
「またオイル無くなったわー。後でこじけんに備品注文しよ。」
「練習熱心なんはええことやん。どう？この前言ってたとこは。」
「まだ全然。先輩にも相談したんやけどなかなか上手くできひんくて。」
もっと頑張らな、と呟いた。
普段はおちゃらけているけど部活の時の真剣な表情にはいつも圧倒されている。
ただ、セクションリーダーの合奏の時に横で皆に茶々を入れるのは止めてほしいが。
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ぽてとさらだ。(プロフ) - しょあさん» ありがとうございます！遅い更新ではありますが、これからも応援していただければ幸いです(*´∇｀*) (2017年9月25日 23時) (
レス) id: 76c183b493 (このIDを非表示/違反報告)
しょあ(プロフ) - すごくおもしろくて続き気になります！ (2017年9月25日 20時) (レス) id: a32bcb43cc (このIDを非表示/違反報告)
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