不安事項 ページ14
玉森side
初めてバーで彩に会ってから3ヶ月が経った頃、
またみんなでご飯でもっていうミツの提案に乗っかって、
ミツと俺、彩とゆりちゃんで飲みに行くことになった。
前回のバーとは違う、その日は個室の居酒屋。
玉「ねぇミツ、俺、3ヶ月も会わなかったからまた絶対人見知りするんだけど。」
ミツの肩に肘を置いて、不安事項を伝えとく。
北「お前この前彩音ちゃんと楽しそうにキャッキャやってたじゃんかよ。
何を今更……」
まぁ大丈夫だろ。って気にする様子のないミツ。
このあとのバラエティー収録がミツと俺の二人だから、
終わり次第向かう約束になっていた。
玉「ま、あそこの居酒屋ご飯おいしいし大丈夫か。
俺もうお腹すいてきたー。」
鏡で髪型チェックしてるミツが鏡越しに、はえーわ!って笑った。
収録終わって時計確認。
1時間も押してる……
これ絶対待たせちゃってるやつじゃん。
玉「ミツー、絶対遅刻じゃね?
ゆりちゃんに連絡入れた?」
先に楽屋に戻ってメイクを落としてるミツに声をかける。
北「んあ?あ、うん、楽屋戻ってきてすぐメール入れといた。」
タオルで顔を拭きながらミツが答えて。
お前も最速で着替えろよ!って一旦楽屋を出てった。
玉「よし、メイク落とすか。」
ソファに座って出て行くミツを視界の隅で見送って、
ソファに根っこが張りそうになってた重い体を奮い立たせて、
俺も帰る支度を始めた。
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作者名:ぽる | 作成日時:2015年5月28日 16時