日曜日の秘密～Junta.N～ (ページ5)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:5,768 hit

秘密4 ページ5

次の日

学校に行って、授業を受けて、昼休み。

今日は、私と凛だけ。言っておこう、淳太くんと私の関係。

　「ねえ。」

凛「どうしたん？」

　「あのさ、私と中間先生のことなんやけど。」

凛「何？」

　「元々、近くに住んでいたお兄ちゃんだったの。」

凛「嘘！知り合い！？」

　「声が大きい！」

凛「ゴメンゴメン。んで？」

　「で、中間先生が大学に通うために一人暮らしするために引越しする前に約束したの。私、大きくなったら淳太君のお嫁さんになるって。」

凛「そうなんや。」

　「好きだけど、先生と生徒だからダメだよね。」

凛「そうだね。でも、早くしないと誰かに取られちゃうよ。」

　「うん。」

凛「私の恋もどうなるのかな？」

　「小瀧も人気だしね。」

凛「確か、補習始まったよね。どんな感じ？」

　「二人きりでやっているから。やっぱりドキドキしちゃう。」

凛「乙女だね。」

　「しかも、日曜日にうちに来て、テストやってくれるの。」

凛「まじ！すご！」

　「はぁー、心臓持つかな。」

凛「妄想タイム入ったし。」

妄想内

　「淳太君できたよ！」

淳「お、完璧やな。」

　「じゃあ、ご褒美頂戴！」

淳「いいで。何？」

　「キスして。」

淳「もちろんやで。でも、これは誰にも内緒やな。」

ﾁｭｯ・・・

淳「そういえば、言ってなかったな。」

　「ん？」

淳「俺が戻ってきた理由や。」

　「何？」

淳「Aとの約束をかなえるため。」

妄想終了

凛「戻るよ。」

　「はーい。」

次の授業は、淳太君の授業だ！

授業中

淳「ここでは・・・」

苦手やけど、がんばろう。

淳「じゃあ、Aさん。この英文を読んでください。」

　「は、はい！」

英文を読んでいくけど、やっぱよくわかない。しかも途中で間違えるから、恥ずかしい。

淳「はい。ありがとう。」

　「はぁ、緊張した。」

やっぱり、放課後、補習がんばろう。