日曜日の秘密～Junta.N～ (ページ4)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:5,774 hit

秘密3 ページ4

放課後

ついに来た！

楽しみで、ST終わったらすぐに来ちゃった！

ガラガラ

淳「もう来てたんか。えらいな。」

　「中間先生。はりきって早く来ちゃいました。」

淳「ふふっ。」

　「？」

淳「そういう性格、ほんまに小さい時から変わってへんな。Aちゃん。」

　「じゅ、淳太君。」

淳「遅くなったけど、大きくなったな。」

よかった。ちゃんと覚えてくれてて。名前を呼ばれた瞬間うれしかった！

淳「なら、始めるか。」

　「うん！」

そして、席について、淳太君は隣の席に座った。

か、か、か、顔が近い。

淳「どれくらい出来るか、まず見させてもらうな。」

そう言って、出されたのは一年の内容から二年の内容が入っている問題やった。

淳「じゃあ、30分で出来るよな。」

　「30分！？」

淳「はい、やる。」

そうや、ちょっとSっけがあった。

30分後

淳「これは、ヤバイな。」

ガーン

淳「なら、一年の最初からやっていくしかないな。」

　「はーい。」

淳「そういや、Aは日曜日おばさんたちおるか？」

　「今はいない。お父さんの仕事の関係で海外にいるから。今、一人暮らし。」

淳「そっか。なら、日曜日に一週間やった場所の確認テストをしたくてな。」

　「え？」

淳「やから、Aの家に行ってもええ？」

　「もちろんだよ！英語の成績が上がるなら。」

私の部屋の中で二人きり。

淳「なら、連絡先こうかんしよ。もし、何かあったときのために。」

　「了解。」

そう言って、携帯を取り出して、連絡先を交換した。

淳「終わったなら、続きやろうか。」

　「はーい。」

それから、少しやって帰宅した。

家

淳太君の連絡先をもらって浮かれている。

でも、淳太君とは付き合うことはできない。

夢でなら付き合えるんだけどな。それに、学校では淳太君すごい人気だし。小瀧、ヤバイって言ってたわ。

他の子より私のほうが、淳太君知っているのに。でも、10年近く会っていなかったから彼女とかいるのかな？

もし、彼女がいたらどうしよう。

どうなるの、私の恋は？

そう思って、小さい頃の写真を見ていた。