秘密2 ページ3
新学期になって、一週間が経って授業が始まったものの、
「英語、分からん!」
AA。英語は分かりません。
淳 「この問題を、Aさん。」
「は、はい!」
やばい、わからん!
「わ、分かりません。」
あーーー!淳太君に最悪な姿見せちゃった!
数分後
淳 「じゃあ、今日やったことちゃんと覚える事。終わります。あ、Aさんは、昼休みに職員室に来てください。」
昼休み
「じゃあ、私職員室行ってくる。」
凛 「先に行ってるな!」
望 「早くこいよ!」
職員室
「失礼します。中間先生は?」
淳 「ちょっと来てくれる?」
「なんですか?」
淳 「Aさんのいままでの成績見たんやけど、英語が足を引っ張っているな。」
「はい。中学までは得意だったんですけど。」
淳 「それに、今年受験生やし、困らんように補習をしてあげようと思って。」
「他にも、補習を受けるんですか?」
淳 「いや、Aさんだけやで。」
まじか!
神様・・・これは天からの贈り物ですか?
初めて、帰宅部でよかったと思った。
淳 「というわけで、今日の放課後からな。場所は英語準備室で。」
「はい。」
職員室を出て、凛と小瀧がいる屋上に向かった。
凛 「やっと来た!」
望 「遅いな!」
「ゴメン!」
凛 「なんの話やったん?」
「私、今日から中間先生と二人だけで補習することになったん。」
望 「ホンマ!?」
「うん。私、英語苦手やから。」
凛 「そっか。」
望 「にしては、喜んでない?」
「だって、苦手な英語が克服できるかもしれないんだよ。」
淳太くんと二人きりでやることで喜んでるなんて、口が滑っても小瀧にはいえない。凛には、二人きりのときに、言おう。
早く、放課後にならないかな〜。
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まお - 面白かったです!!続きがみたいです!! (2017年2月7日 20時) (レス) id: b00dccb4dd (このIDを非表示/違反報告)
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