時給950円です。【BTS】

ごま油の使い方 ページ43

｢ジンさん!!｣



JN｢あ、Aちゃんどうしたの？｣



｢ごま油は美容にもいいって知ってますか？｣



JN｢知らなかったよ!!｣



｢顔に塗ったりしたら肌が潤うらしいです!!｣



JN｢で、今手に持ってるのは何かな？｣



｢ごま油です!!｣



JN｢それ、調理用のごま油だよね？｣



｢家にはこれしかなかったので。｣




ごま油がいいって聞いたから試そうと思ったんだけど……



家にはこれしかなかったんだよね。



多分……どのごま油でも大丈夫でしょ!!




JN｢絶対それ専用のごま油があると思うよ？｣



｢1回ジンさんに試してみたくて笑｣



JN｢僕のことを思って？｣



｢ごま油が本当に肌にいいのか確かめる為です!!｣



JN｢こういう時は嘘でも僕の為って言って欲しいな!!｣




ジンさんが怒り始めた。



文句を言われる前に顔面に塗りたくろう!!




｢じゃあ、今からマッサージしてあげますね〜｣



JN｢ちょっと、Aちゃんストップ!!｣



｢そんなに暴れないで下さい!!ごま油がこぼれますから!!｣



JN｢だったら、一旦机に置いてって……あ、Aちゃん｣



｢ジンさん……｣



JN｢ご、ごめんね？わざとじゃないんだよ？｣




ジンさんが私の手に持っていたごま油を取り上げようとしたら……



大量のごま油が私にかかった。




｢めちゃくちゃ臭いんですけど!!｣



JN｢今タオルを持ってくるね!!｣



YG｢……うわ、この部屋ごま油臭いんだけど。｣



｢あ、ユンギさん｣



YG｢お前って、こういうプレイが好きなの？｣



｢違います!!ジンさんにマッサージしようと思っただけです!!｣



YG｢あ〜、そっち系の？｣



｢さっきから違うって言ってますよね？話聞いてくれません？｣




ごま油プレイとかマニアックすぎるわ!!




JN｢Aちゃん、タオル持って来たよって、うわっ!!｣



｢……ジンさん、何してるんですか？｣



JN｢ご、ごめんね!!｣




私はジンさんに押し倒された。



ごま油に滑るとかドジっ子キャラですか？




YG｢……えっと、二人で楽しんで下さい｣



｢ユンギさん誤解ですから!!｣



JN｢Aちゃん、今からお風呂入る？｣



｢……そうします。｣



JN｢今度はそれ専用のごま油を使おうね。｣



｢やっぱり料理に使うだけでいいです。｣




―慣れないことはしない方がいいみたいです。

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