時給950円です。【BTS】

変態うさぎ登場 ページ20

あの後、ユンギさんでは無く

ジョングク君がやって来た。

私が、ユンギさんに頼んだ意味とは？


JK｢ヌナから、下着を持って来て欲しいなんて積極的ですね笑｣

｢あの、ユンギさんは？｣

JK｢え？ユンギヒョンにヌナが俺の事を呼んでるって聞きましたけど？｣


｢あの、色白男め!!｣


JK｢あ、俺が服を着させてあげましょうか？｣

｢いや、いいから。持って来てくれて、ありがとう。じゃあね!!｣


無理矢理ドアを閉めた。


JK｢あ、やっぱり下着着けなくてもいいですよ!!｣


ジョングク君にドアの向こうから話しかけられた。


｢どういう意味？｣

JK｢後で、脱ぐことになりますから。｣

｢ドア開けた瞬間に、殴るから。｣


JK｢ほんと、ヌナは恥ずかしがり屋ですね〜｣

｢アンタが異常だから!!｣


JK｢ヌナまだ？｣


｢何か、ホックが上手く留られないんだ。だから、先に戻って……って、何で入って来たの!!｣

JK｢ヌナが、俺の事を呼んだので。｣


｢あの、出てってくれません？｣


JK｢ヌナのお手伝いをしてから、出ます。｣


そして、今……私はジョングク君にホックを留めてもらおうとしている。

何なの？この状況は!!


JK｢ヌナって、肌白いですよね。｣

｢ちょっ、どこ触ってんのよ!!｣

JK｢ヌナは、他の所を触って欲しいんですか？｣

｢違うわ!!早く留めてってば!!｣


すると、いきなり黙り込んだジョングク君。


｢あの、ジョングク……君？｣


JK｢ねぇ、ヌナ……どうしよう｣


｢ヒッ!!み、耳元で話さないでよ!!｣


JK｢俺、我慢出来ないかも……｣


後ろから抱きしめられ

耳元に感じるジョングク君の熱い吐息。


｢な、何言ってんのよ!!早く、離れろ!!｣


JK｢だったら、キスしてもいい？｣

｢お断りしま……ｲﾀｯ｣


断ろうとしたら、項にわずかに痛みが走る。


JK｢キスマーク付けちゃいました笑｣

｢付けちゃいました……じゃないから!!｣


JK｢はい、ホックはちゃんと留めましたよ!!｣

｢あ、ありがとう。｣


JK｢今度は、最後までしましょうね？｣

｢し、しないから!!｣


とびきりの可愛い笑顔で

全く、可愛くない発言をして戻って行った。

だから、嫌だったのに!!!!



｢ミン・ユンギ、絶対に許さないから!!!!｣



―――――JK｢恥ずかしがってるヌナ、可愛かったな。今は……我慢してあげたけど、今度は逃がしてあげないからね？｣


トンデモ発言をするジョングク君でした。

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