時給950円です。【BTS】

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まだ、色々と回りたいという3人を放おって帰ろうと思ったが

思いとどまった私は、エラい。


｢ねー、もう帰ろうよ。｣


JK｢何でですか？｣

｢私、夜ご飯とか作らないといけないから!!｣

TH｢もう、食べて帰ればよくない？｣

｢お兄さん達のご飯はどうするわけ？｣

TH｢何か、適当でいいんじゃない？｣

｢扱いが、雑だね。｣


JM｢あ、僕あれ食べたい!!｣


｢えっと、食べ放題？｣


JK｢それ、いいですね!!｣

TH｢じゃあ、それで決まり〜!!｣


｢ちょっと、勝手に決めないでよ!!｣


｢ねぇ、何か人多くない？絶対、バレるよね？｣


JK｢あ、このお肉美味しそう!!｣

TH｢俺、チョコレートフォンデュしたい!!｣

JM｢僕は、チキンを食べようかな〜｣


｢いや、聞きなさいよ!!｣


JK｢何で、そんなに怒ってるんですか？生理ですか？｣

｢生理じゃなくて、女の子の日かあの日って言ってくれません？｣

TH｢本当に、そうなの？｣

｢違うわ!!｣


JM｢Aちゃん、僕が取ってこようか？｣

｢え、自分で行くよ!!｣

JM｢座って、待ってて笑｣


｢おい、そこの変態コンビ!!ジミン君の優しさを見習ってくれません？｣


TH｢だったら、俺も持ってくるし。｣

JK｢俺だって、取ってきます。｣


｢で、この超高カロリーの食べ物達は何なの？｣


TH｢Aは、肉が好きそうだと思ったんだ!!｣

JK｢ヌナは、炭水化物が好きですよね？｣

JM｢女の子は、デザートだよね？｣


｢肉は多いし、米と麺のダブルパンチ、デザートのタイミングは早くないかい？｣


3人｢俺/僕達が選んだんだから、全部食べてくれるよね？｣


今迄で、1番かっこよくて、可愛い顔で見てくるんだけど…

これ、全部食べたら男性の1日の摂取カロリー量を余裕でオーバーするよね？

でも……


TH｢うわ、本当に全部食べた!!｣

｢食べたけど、何か？｣

JK｢ヌナ!!とても男らしい食べっぷりでした!!｣

JM｢いっぱい、食べる女の子って好きだな。｣


｢まぁ、これくらい余裕だから。｣


TH｢ホント、ダイソンみたいだった!!｣

｢誰が、ダイソンやねん!!｣

JK｢吸引力が凄かったです!!｣

JM｢確かに、そう思ったよ!!｣

｢一旦、ダイソンから離れようか？｣



今は、車に乗って家へ帰る途中です。

私の隣を巡る戦いがウザイので

助手席に乗りました。

後ろを見れば、3人とも爆睡。

本当に、子供みたい。



―――色々あったけど、今迄で1番楽しい買い物だったよ。

3人には、絶対言わないけどね!!

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