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瑠姫「うわ！！A場所違うから！！」
『え！？合ってますよ！！』
奨「あ、ごめん俺が間違えてる」
汐恩「アカンまじでグダグダやん！！！」
翔也「12人で踊るの難しすぎる！！」
いつもは11人で踊る曲を12人で踊るのは大変で、ポジションは訳わかんなくなるし結局みんないろんな場所で踊り出したりでもうめちゃくちゃで
だけど本当に楽しくて…
これからもこんな風にみんなと笑い合えるんだって
一緒に居てもいいんだって思うと自然と頬が緩んだ。
踊り終わった後みんな床に転がって息を整える
瑠姫「あーガチで、この曲こんな笑顔で踊る曲じゃないんよ」
景瑚「Aがスーツで踊ってんのおもろすぎたぁ」
碧海「めっちゃ踊りにくそうやったな笑」
豆「Aさん１ヶ月ぶりでもめっちゃ踊れてるやん」
久々に踊って体力が無さすぎる私はみんなが笑い合っている中必死に息を整えていた。…やばい、めちゃくちゃ疲れた…
そんな中、余裕そうに床にあぐらをかいて座っていた蓮くんが「そういえばさぁ、」とこちらに目線を向ける。
蓮「俺ら、まだAの口から聞いてないんやけど」
『え…なにをですか？』
蓮「俺達と、これからも一緒に居てくれる？」
11人の視線がこちらに集まる。
＿＿＿＿＿＿今まで言えなかった私の本音
『うん…みんなと一緒に居たい。これからもずっと』
はじめて素直に自分の気持ちを口にした気がする。
にっこり微笑むみんなに、私も笑顔を返した。
純喜「よっしゃあ！！みんな集まろ！！」
純喜くんの掛け声で、みんな円になって手を差し出した。隣に立つ奨くんと目があって、お互い微笑み合う。
奨「Aちゃん、本当にありがとう…これからもよろしくね」
『はいっ！みなさん、よろしくお願いします！』
姿が入れ替わるなんて、まるでファンタジーみたいな出来事。…だけど、そのおかげでこんなに素敵な人達と出会うことができた。
優しくて、温かくて
ひたむきにまっすぐ夢を追いかける彼等。
その夢を私も一緒に追いかけたいって
今は心の底からそう思う。
「A(ちゃん)！！これからもよろしく！！」
＿＿＿＿＿大好きなみんなと、共にTOPへ…
“ JO1 We Go To The Top !!!! ”
《END》
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作者名：ほこり | 作成日時：2024年3月23日 23時
