阿部の恋人はSixTONESの紅一点5 (ページ14)

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目を逸らしたばっかりにページ14

いつもなら、あざとい、SnowManの姫って呼ばれてる亮平くんが、たまにかっこいい姿を見せるとぎゅっと心臓を掴まれる。

ファンの人はそう言うのが堪らないのもわかる。

だって、私もその1人だから。

1人テレビの前で、クッションに顔を埋めて悶えていた先日。

今日は、亮平くんが家に来てのんびり過ごしていた。

ソファに横並びに座り、テレビを見ながらのんびりと。

｢…Aちゃん｣

亮平くんに呼ばれて、顔を横に向けるとゆっくりと亮平くんが近づく。

キスされるって思って目を閉じようとした時、何故か先日のテレビで見た亮平くんのかっこいい姿を思い出し、ドキッとして顔を逸らしてしまった。

｢Aちゃん？｣

『あ、ごめん』

｢…なんで逸らすの？｣

亮平くんの両手で頬っぺを包まれて、亮平くんの方に顔を向けさせられる。

『…嫌とかじゃないよ。ただ、この前見たテレビで亮平くんがかっこよかったの思い出しちゃっただけで…』

そんな話をしていると、ちゅっと触れるだけのキスをされた。

｢…本当はちょっと触れるだけにしようって思ったのにそんな可愛いこと言われたら、ちょっとじゃ済まなくなっちゃうじゃん｣

『え？』

再度亮平くんの唇が重なったた思ったら触れるだけじゃなくて深くキスをされた。