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13.いい香り ページ14

お風呂からあがって、みんなのいる談話室に行く途中




隣の部屋の野薔薇ちゃんはもういなかったから、多分先に行ってるんだと思う






廊下を歩いていると、後ろから人の気配がした





『(呪力の気配からして…狗巻先輩かな…?)』



そう思って、振り返ると



「高菜〜」《A〜》



ビンゴね




狗巻先輩が笑顔で私の名前を呼んだ



『こんばんは、先輩!』



「ツナ、明太子?」《Aも談話室行くの?》



『そうなんです、狗巻先輩も?』



「すじこ、ツナ」《そう、一緒に行こ》



『はい、喜んで!』






そう言うと、狗巻先輩は嬉しそうに微笑み、私の横に並んだ





思ったより距離が近く、少したじろいでしまったが平然を装うため別のことを考えることにした。うん、




狗巻先輩もお風呂上がりなのか、頰が少し赤くなっている。



歩くたびに風圧で揺れて、ふんわりとシャンプーの香りがする。



それに洗い立てなのか、柔軟剤のような甘い匂いにクラッとした




「ツナマヨ?」《どうしたの?》



『えっ?』





先輩のことじっと見すぎた、、?







と、いうか別のこと考えようって何変なこと考えてるの私!?



『えっ、えっと……先輩からいい香りがして……つい、見入っちゃいました……』


あぁ…私のバカ……
言い訳しようとしたのに本当に変なやつだと思われる…



「……」



すると、先輩は覗き込んでいた顔をバッと反対側に逸らしてしまった




『ご、ごめんなさい……嫌でしたよね…忘れてください…』



「おかか」《大丈夫だよ》







狗巻先輩はそっぽを向いたままそう言い、私の頭を優しく撫でてくれた

14.笑顔→←12.わかる



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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 狗巻棘   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - ジョーカーさん» 了解です-_-b (8月5日 11時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - 舞さん» ご指摘ありがとうございます!一応全て目を通して編集し直したんですが、見落としてる部分があればまたコメントしてくださると幸いです。 (8月5日 10時) (レス) id: 5da4aa3ae2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 名前が「京花」のままの所がありますよ! (8月5日 0時) (レス) @page5 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
麗葉 - 妹ちゃん最強wところで私とお友達n((( (6月14日 2時) (レス) @page17 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊いお米 - 尊死する………ニヤニヤが………生きてる間に見れてよかった… (2021年12月25日 16時) (レス) @page11 id: 11fe216a38 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジョーカー | 作成日時:2021年2月20日 23時

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