二日目 ページ14
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ついにやって来ました。京都に。
朝が激弱の私達が頑張って起きて新幹線に乗り、ようやく到着した。
オフは2日間で、今日泊まって明日帰る。なかなかのハードスケジュールだから効率よく回らないと時間が足りない。
色々周りすぎて夕方になる頃にはまだ半分くらいしか行けてないことに気付いた。
普段写真を撮ることが少ないけど、珍しくたくさん写真も撮れて満足。何故か普通の写真と同じくらい白目の写真があることには気づいてないことにしておこう。
念願だったホテルに到着した。
うめが予約してくれていて、私は到着までどこに泊まるのか知らないでいた。
『え〜!めちゃくちゃ綺麗!すっご!』
「お前が好きそうだと思って」
『めっちゃ好き!ありがとう!きゃ〜ほんとに綺麗なところだね!』
「そんな喜ぶと思ってなかったわ」
『喜ぶに決まってんじゃん!本当に嬉しいよ〜お風呂もすごい!』
「一緒に入る?」
『入る!』
「珍しい」
『これは一緒に入らないとダメじゃない?』
「綺麗すぎて罪悪感湧くかも」
『なに変なこと考えてんの』
「バレた」
ウキウキでご飯を食べて、お風呂に入ってベッドにダイブした。ダイブと言っても普通に寝転んだだけだけと。
『はぁ…幸せ』
「良かった」
『ありがとう。連れてきてくれて』
「いいえ。今まで旅行とかしたことなかったし」
『旅行なんてしなくてもうめと一緒なら幸せだって思ってたけど、やっぱりこうやって特別なことしてるともっと幸せ感じるね』
「良いこと言うじゃん。じゃあ明日も早いし寝るか」
『うん。おやすみ』
「おやすみ」
大きなベッドなのにいつもみたいにくっ付いて寝るのは変わりなかった。
次の日も朝早く行動しなきゃいけなかったのに寝坊した。慌てて準備してるのにうめはまだ寝ている。
『うめ!起きて!朝ですよ!』
「オフなんだからまだ寝かせて…」
『普通に家だと思ってるな?ここ家じゃない!ホテル!』
うめを何とか起こしたあとはなんだか少し気持ちが悪くなってしまって、今度は私がへたり込んだ。なんでだろう。
「大丈夫?どうした」
『分かんない…何も食べてないからかな』
「朝ごはん食べるか。もうほぼ昼だけど」
『ほんとだ。行こっか』
「無理しなくていいから気分悪くなったら言って」
『うん、ありがとう』
少し気分もマシになってホテルを出た。
帰る前にお土産を買い漁って新幹線にギリギリ間に合った。東京に帰ったら写真整理してまとめよう。そして明日からも頑張ろう。
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ゆり(プロフ) - p@n@さん» 笑笑はい!それで大丈夫です! (2020年10月19日 6時) (レス) id: 69f8b07294 (このIDを非表示/違反報告)
p@n@(プロフ) - 望叶mokaさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます!そのリクの内容だけで幸せな気持ちになります…ありがとうございます!これからもよろしくお願い致します! (2020年10月18日 23時) (レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
p@n@(プロフ) - ゆりさん» 公式発表でめっちゃ笑いました笑 早速ありがとうございます!産まれる前の設定で宜しいでしょうか……?これからもよろしくお願い致します! (2020年10月18日 23時) (レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
望叶moka(プロフ) - 凄く面白くて、陰ながら応援してた小説……まさかの続編嬉しいです!!リクで、ひょろっと男子で娘ちゃんの可愛さに惚気けるうめめが見たいです笑 (2020年10月18日 23時) (レス) id: b04e5afd09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - p@n@さん» 続編の公式発表??嬉しいです!笑もう、どこまででもついて行きます!リクエストお願いします!全力嫉妬する梅原さん見たいです! (2020年10月18日 23時) (レス) id: 69f8b07294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:p@n@ | 作成日時:2020年9月6日 11時