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※お前が一番 ページ21


そういう要素あります。苦手な方はブラウザバックお願い致します。


今日もお仕事お疲れ様でした、と思いながら家に着いた。もう既にうめは帰りついていてリビングに入ったらソファーに寝転んで真剣にスマホを見ていた。

『ただいま!』
「おかえりー、お疲れ」
『お疲れ様〜なにそんな真剣に見てるの?ニュース?』
「ん?これだけど」

真顔で見せてきたのは大人の映像だった。

初めて見せられた時や見てるのを目撃したときはドン引きしたし、私以外の人でそういうことして欲しくないと思っていたけど最近は少し慣れた。

「この女優はダメだな、次」
『ソムリエじゃん。真剣に見すぎだよ。もっと健全なの見なよ』
「これは俺からしたら健全だよ。普通じゃん」
『そうなんだ…お風呂入ってくるね』
「行ってらっしゃい」

結局お風呂から戻っても相変わらず真剣な眼差しでスマホを見ていたから、女優さんじゃなくて私を見て!という気持ちを込めて、隣に座ってくっついてみた。

「なに、もうすぐ終わるから待って」
『なっ…私よりそっちの方がいいんだ』
「別にそういう訳じゃないけど。よし、終わった」

ようやくスマホを置いてくれて、構ってくれる!と思って抱き着いた。
ちゃんと抱きとめてくれて、嬉しくてニヤけた。
うめと向き合うように足の上に座ってたら、いきなり両胸を触られた。

『ぎゃっ!なに!』
「色気無さすぎでしょその声」
『だ、だっていきなり!びっくりするじゃん!』
「うーん、さっき見てた女優よりかはある感じだな」
『比べないでよ!』

うーんと言いながら触る手は止めないし、止められないしどうすればいいんだこの状況。やっと手が離れて、このままじゃ流されるからと思って隣に座り直した。

「なんでそっち行くの」
『変なことするじゃん』
「別に初めてじゃないんだからそんな反応しなくていいじゃん」
『びっくりしたもん』
「ちょっとこっち来て」
『やっ、なに』

腰の辺りから引き寄せられて、うなじにうめの吐息がかかる。くすぐったい。
彼の唇が私の耳たぶに触れるくらいに顔が近くにあることが分かった。

「どんな女優でもAに一番興奮する」
『っ…!』
「その反応とか。お前が一番可愛い」
『ちょ、もうだめ…ほんと』
「ベッド行く?ここでする?」
『お、おまかせします…』
「じゃあベッドね」

あれよあれよと流されて、横抱きにされ寝室へ連れて行かれた。スキンケアもしてないけど、それ以上に潤う何かを得た気がした

初対面→←ひょろっと男子



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設定タグ:梅原裕一郎 , 男性声優   
作品ジャンル:恋愛
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ちた - 返信ありがとうございます。楽しみに待ってます! (2020年9月3日 22時) (レス) id: 39fd240eae (このIDを非表示/違反報告)
p@n@(プロフ) - ちたさん» コメントありがとうございます。更新頻度下がっててすみません!近々更新するお話出来てますのでしばらくお待ちください! (2020年9月3日 19時) (レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
p@n@(プロフ) - る。さん» ありがとうございます!更新頻度下がってますがこれからもよろしくお願いします! (2020年9月3日 19時) (レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちた - 楽しく拝読させて頂いてます。もう更新はなさらないのですか? (2020年9月3日 18時) (レス) id: 39fd240eae (このIDを非表示/違反報告)
る。(プロフ) - ええもう最高です!きゅんきゅんしすぎて心が持ちそうにないです! (2020年8月26日 7時) (レス) id: 3de2d695dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:p@n@ | 作成日時:2020年8月5日 21時

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